お買い得にも程があるUSBアンプつき「DigiFi No.7」は8月下旬発売

お買い得にも程があるUSBアンプつき「DigiFi No.7」は8月下旬発売 1

手のひらサイズDAC&アンプですけど、その歌唱力たるやハンパなかった...。

ファッション誌から始まったといえるオマケつき雑誌&ムックのブーム。「高級メーカーのイヤホンがオマケで付いてくる「ヘッドフォンブック2011」」など、オーディオ系のメディアもこの波に乗っている様子で、8月下旬に発売されるPC&ネットワークオーディオ専門誌「DigiFi」の7号も、ゴージャスなオマケがついてきちゃうんです。

それはUSB DAC兼アンプ。パソコンのUSBポートに接続すると、iTunesやニコニコ動画、ゲームの音をスピーカーで鳴らしてくれるアイテムなんです。

回路設計はUSBスピーカーのカテゴリで躍進中のOlasonicさん。彼らの持つ技術の1つ、WindowsのUSBポートから供給できる電力のみでド迫力なサウンドを実現する「スーパーチャージドドライブシステム」がこの付録アンプにも組み込まれており、小さい音もしっかりと鳴らしつつ、大きな音が入っても音が割れないという、高級オーディオならではのテイストを超手軽に味わえますよ。

 

Olasonicさんからテスト機を借りたので、ウチのメインスピーカー(アンソニーギャロ リファレンス3.1。50万オーバーのいいモノです)とつなげてみたのですが、いやいや。これが鳴る鳴る。高域は輪郭がシャープだから新鮮さがあるし、中域は落ち着きを見せつつも周囲の音に隠れることなく存在感の高さをアピール。低域もウーハーのコーンをきっちりと動かすだけの駆動力が。

細かいところに言及すると、余韻の出し方が甘く淡々とした傾向だし、低域もまだまだかなーと思うところがあるのですが、それは5ケタ6ケタプライスなDAC+アンプと比べてのお話。2980円というムックのオマケとして考えたら、圧倒的なコストパフォーマンスです。

そうそう、同じ音楽ファイル、同じバージョンのiTunesを入れたWindowsとMac OS Xの音質差も赤裸々に描き分けてくれちゃいます。ぶっちゃけOS Xのほうがクリアで伸びやかです。USB出力=デジタル出力なのに。なぜ!?

これはOS内部の処理の違いによるものなんですね。Windows版iTunesはDirectSoundドライバーを用いますが、残念ながらコヤツが音を鈍らせる原因となっています。対してOS XはCore Audioドライバーを使用。もともと低レイテンシでレスポンスの良さに優れています。

またWindowsで確かめたのですが、バッテリーをフル充電したノートパソコンと音質対策をまったくやっていないデスクトップパソコンとでは、ノートパソコンのほうが美声でした。環境の違いで音に差が出てくるくらい、敏感なUSBアンプなんですよ。うん、これは面白い!

別途スピーカーを購入しなければなりませんが、ヘッドフォンやイヤフォンでは味わえない「音を浴びる」という体験をぜひとも皆々様にあじわってもらいたいですねー。現在予約受付中ですよ。

(武者良太)