【レビューモード】つい旅行に連れていきたくなるBluetooth対応スピーカー「JBL ON TOUR iBT」

【レビューモード】つい旅行に連れていきたくなるBluetooth対応スピーカー「JBL ON TOUR iBT」 1

壁掛できたら★4つだった...かも...。

JBL ON TOURは由緒正しいモバイル可能なポータブルアクティブスピーカー。「世界最小のJBLスピーカー『JBL ON TOUR MICRO』」をはじめ、花見に出張にBBQにと、各地でその美声を振りまいてきたちっちゃな歌姫スピーカーラインナップです。

エントリーJBLともいえるこのラインナップのなかから中堅モデルとなる「JBL ON TOUR iBT」を借りたので、早速好きなトラックを流しまくってみましたよ。JBL ON TOURシリーズで初のBTことBluetoothに対応! うん、世界はどんどんワイヤレスっていいと思うんだ。

 

どんなものなの?

 

「JBL ON TOUR iBT」はスマートフォンやタブレット、はたまたパソコンなどとワイヤレスで接続できるポータブルスピーカー。円盤型のボディに4つのスピーカーユニットを搭載したちょいと面白いカタチをしています。

薄べったいから持ち運びもしやすい。乾電池駆動もOK。「ON TOUR」の名前通り、私を旅行につれてってなモデルですね。

 

デザイン

 

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手を合わせて見つめたくなってしまうUFOちっくなエンクロージャーがかわいい。棚やテーブルの上に置いても存在感は控えめで、使わないときでもそのまま飾っておけそう。

前側のスピーカユニットの周囲には入力切替ボタンやボリュームボタンがありますが、プロファイルはAVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)に対応しているので、Bluetooth接続時はスマートフォン側からボリュームコントロールが可能です。

そうそう、マイクも入っています。もちろんHFP(Hands-Free Profile)にも対応しています。つーまーりー? ハンズフリー通話もできちゃうんですね。

直径165mmで高さ41mm。乾電池なしのときの質量は600g。大きそうで大きくなく、小さそうで小さくなく。通勤や通学時に持ち歩くのはやや無理があるかもだけど、レジャーや出張時にバッグの中に入れておきたくなるサイズですよ。

  

音質

 

音場が部屋中に拡散されていくホールトーン。スイートスポットが広いので、「JBL ON TOUR iBT」の真ん前にいなくても満足できます。

左右にスピーカーが分かれているタイプと比べると音像がややボケる傾向があるけど、一体型の中ではかなり良好。バスレフ構造になっているので、低域も豊か。一体型のコンパクト機とは思えないほどのボリュームあるサウンドを鳴らしてくれます。音量を上げても音がブレません。うまく震動を吸収している様子です。

リバーブ成分がたっぷり入ったホール録音のクラシックや、拡散音場をイメージしてレコーディングされたアンビエント系との相性は高く、中央にエネルギーが集まるポップスなどのボーカル曲もGOOD。

低域が多少ダラりとしているので、ベースライン大好き派やバスドラム命の方は要注意かも。リズムパートもガッチガチに堅くキメたハウスやロックを聴いて育った方は、購入前に試聴してくださいね。

アナログ入力もテストしてみました。iPhone4+DDC(Go-Dap Unit 4.0)+DAC(D12 Hj)から音を入れると、Bluetooth接続時よりも音の伸びがちがーう。いいわー。音がさわやかに拡散&反響するテントの中で聴きたいわー。

 

拡張性

 

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iPhone/iPad/iPodとのダイレクト接続用USBポート、3.5mmステレオミニ端子の外部入力端子を装備しています。一般的、かな?

 

電源

 

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付属のACアダプタまたは単三乾電池×2。単三型のエネループでも動きましたよ。ただしエネループだと電圧が低いからか、やや低音の出方がおとなしくなりました。ま、あまり気にしなくてもいいでしょう。「JBL ON TOUR iBT」のせいじゃないし。

 

「JBL ON TOUR iBT」のいいところ

 

モバイルユースなスピーカーの中では、かなり充実した音を鳴らしてくれるところですね! ペアリングもカンタンだし、サイズも絶妙。もっとちっちゃなアクティブスピーカーもありますが、低音と高音が目立ついわゆるドンシャリでハデなセッティングの製品が多く、長時間のリスニング用としては使いたくなくなるんですよね。

そうそう、静けさを感じる演奏からいきなり本気な大太鼓がドンと入る鬼太鼓座のようなトラックもきっちり鳴らしていましたよ。こういう、突発的な大音量の再生が苦手なモデルも多いんですよね。

ああ。バイクのタンクバックの中に「JBL ON TOUR iBT」を入れてツーリングしたいわあ。

 

残念なところ

 

壁掛け用のフックが欲しかった! 超絶欲しかった! マグネットでもよし! そうすれば、キッチンとかでも使いやすかったと思うのですよね...。

 

買いなの?

 

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スマートフォン&タブレットで動画やゲームを楽しみたいときのステレオスピーカーとしてはかなりのレベル。中域が埋もれていないので、耳触りがいいんですね。プロジェクターを使ってのプレゼン時、音を聴かせたいときにも活躍するでしょう。

2台のスピーカーを使ってピンポイントな音場を楽しむ...という使い方には適しませんが、気楽に音を楽しみたいのであればお勧め。ポータブルオーディオというとヘッドフォン&イヤフォンが全盛の今日この頃ですが、スピーカーで聴く音もいいもんですよ。

 

Bluetooth バージョン:Bluetooth2.1+EDR

伝送範囲:10m

対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP

オーディオ入力:Dockケーブル用USB×1、外部入力用ステレオミニ×1

最大出力:総合16W(8W×2)

使用ユニット:Odysseyネオジウムドライバー(25mm径)×4

周波数特性:100Hz~20KHz

サイズ:直径165×高さ41mm

重量:600g(本体のみ)

付属:Dockケーブル×1、タブレット用スタンド×1、ACアダプタ×1

 

JBL ON TOUR iBT[ハーマンインターナショナル]

(武者良太)