米NBCが放映カットした五輪開会式のテロ犠牲者追悼シーン(動画)

これカットするなんて、どうかしてますよね...。

米NBCが五輪開会式のTV放送からロンドン同時テロ犠牲者追悼シーン(動画上)をごっそりカットしていたことがわかり、「こんな編集カットは前代未聞だ!」と国民が怒ってますよ。

ロンドン五輪開催が決まった翌日、ロンドン市内の地下鉄3駅とバスを襲ったロンドン同時爆破テロ(7/7テロ)では市民52名が死亡(実行犯4名も)、700名以上の負傷者を出す惨事となりました。テロと五輪は無関係とされますけど、タイミングがタイミングだけに記憶の中でひと繋がりになってる人も多いのでは?

開幕式ではスコットランドの大型新人エメリー・サンデー(Emeli Sandé)が「Abide With Me」をしっとり歌い、ダンサーが沈む夕陽を背に舞って、亡くなられた方々の死を悼みました。この舞台には戦没者への弔いの意味も込められているということです。

が、どんな国の人が見ても心を揺さぶるパフォーマンスで、各国入場の直後ということもあり、ロンドン五輪開会式の中でもかなり重要な感動の瞬間だったのですが...アメリカでは一切放映されなかったんですね。

代わりに、なぜか「アメリカン・アイドル」の人気司会者ライアン・シークレストが前大会で史上最多8個の金メダルを獲ったマイケル・フェルプスに今大会の豊富など尋ねるコーナーに差し替えられちゃったのです。

NBC、コマーシャルでちょこまかカットすることはあるんですが、パフォーマンスを丸々検閲するなんて聞いたことありません。増してや、こんな内容のないインタビューのために...。読者さんによると、オフィシャルな開幕式番組ガイドにも7/7追悼に関する記述は一切ないそうです。NBCに理由を尋ねてるところなのでコメント入り次第、更新することにしますね。

とりあえずカットされたシーンは上に貼っておきますので、たまたま米国にいてミスった方は是非ご覧になってみてください。

[BBC]

Timothy Burke(原文/satomi)