ダークナイト ライジングの辛口評にファンから誹謗中傷が殺到、映画評サイトがコメントを閉鎖

ダークナイト ライジングの辛口評にファンから誹謗中傷が殺到、映画評サイトがコメントを閉鎖 1

コメント閉鎖は、映画評サイト最大手「ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)」始まって以来なのだとか!

今月封切りとなるクリストファー・ノーラン監督映画『ダークナイト・ライジング(原題:Dark Knight Rises)』のことを「バットマン三部作一番の駄作だ」などと辛口で書いた批評家数名にファンがブチ切れ、ロッテン・トマトに脅迫・中傷のコメントをガンガン1000件近くも書き込み、サイトが書き込みを禁止する騒ぎに発展しました。

ロッテン・トマトのマット・アチティ(Matt Atchity)編集長はAPにこう語ってます。

「本映画のコメント監視はもはやスタッフの手に負えないところまできてしまったので、コメントは全面的に停止した」、「みんなまだ観てもいない映画の批評に怒って、そのリアクションでまた嫌ってるわけだけど、ヘイト行き過ぎ」

なんでもコメントは単なる野次から批評家への脅迫まで様々。ロッテン・トマト側はフェイスブックでログインしないとコメントできないシステムの導入も考えてるそうですが、フェイスブック間に挟んで素行が改まるものなのか...実名とリンクすれば多少はトーンダウンするでしょうけどね~。

封切前の映画でそんなに荒れるなんて変な話ですけど、ネットでは見慣れた風景のような。掲示板開けばまだ誰も聴いたことない発売前のアルバムのことで喧々諤々やってるし、キャッチコピー見ただけで発売数ヶ月先の漫画のこと叩くナードもいれば、誰も実物見たことない携帯の評価が今ひとつだからって怒る人もいて、みんな瞬間判断の連続で、異議唱える人には情け容赦なく噛み付くのがネット・カルチャーの一番おかしなところですもんね。

 

今回叩かれた辛口批評の中には「それファン怒るの当たり前だよね!」って思うのも混じってますけどね...。ザ・ガーディアンが、そのブロガーのエリック・D・スナイダー(Eric D Snider)さんのことを詳しく書いてますよ。

スナイダーは最初こう書いた。「ダークナイト ライジングはどう考えてもこれまでで最も残念なバットマン映画だ ― ここで言ってるバットマン映画っていうのは、あのジョエル・シュマッカーの『バットマン&ロビン(Batman & Robin)』も含めての話だ。ノーラン人気もとうとう終わったな」

で、みんな何事かと思って、全文読もうと思って、つづきを読むリンクをクリックしますよね? するとなんとこういうのが出てくるんです。

「...なーんてね、ただの冗談だよ! ダークナイト ライジングはまだ観てない。きっとかなりいい映画じゃないかな! 僕は単にロッテン・トマトにネガティブなこと書いてみて、レビューの残りを読みもしないで怒りのコメント書く馬鹿が何人いるか見たかっただけ。『よくもこの映画のRT(ロッテン・トマト)の評価スコ台無しにしてくれたな!』とか馬鹿なこと言ってくるのは馬鹿なやつだけだから」

彼はこの書き込みがもとでロッテン・トマトの批評家リストから追放になりました。ネガ評はこれだけじゃないし、荒れたのもこれだけじゃないのですが、いやはやなんとも...ウェブはやっぱりなんとかと暇人の集まりなんだろか...。

[AP]

関連:『ダークナイト ライジング』レビューが大荒れ!コメント欄が封鎖されるという史上初の事態に (シネマトゥデイ)

Kyle Wagner(原文/satomi)