静観する構えだったAndroidのグーグル、特許訴訟で大勝利したアップルを受けてチクリと一言

静観する構えだったAndroidのグーグル、特許訴訟で大勝利したアップルを受けてチクリと一言 1

Androidの自由は死せず...

サムスンがアップルに特許侵害訴訟で大負けして、きっとAndroid陣営の他のメーカーは、これからどんなふうに火の粉が降りかかってくるのか、もう気が気じゃないのではないでしょうかね。とりわけ、本当はアップルが最大のターゲットにしたいとも噂されている、iOSに対抗するAndroidを世に送り出してきたグーグルの心境はいかがなものなのでしょう?

 

今後は控訴裁判所によって、関係する特許の有効性および侵害状況などが再び見極められることになるでしょう。そのほとんどはコアなAndroidのオペレーティング・システムに影響を及ぼすものではありません。複数の特許は、米特許商標局によって再吟味がなされているところでもあります。

モバイル業界の動きは速く、(その成長は)新たな企業も含めて、すべてのプレイヤーが、過去何十年も存在してきたアイディアの上に成り立っています。グーグルは、消費者の皆さまに革新的かつ利用しやすい製品を届けるため、パートナー企業と協力して働いています。私たちは、こうした流れを何者にも制限されることを望んでいません。

さすがにいまのところ表立って名指しでグーグルが訴えられたわけではありませんし、Androidのスマートフォンやタブレットを製造販売してきたサムスンが矢面に立たされてきても、グーグルは静観する構えを見せてきたような感じがします。しかしながら、今回のサムスン敗訴を受けて、グーグルが出したとされる上のコメントには、Androidの世界を守るための固い決意のようなものまで感じられますよね。特に最後の一言は、グーグルにとって本音なのでは?

いずれにせよ、グーグルにしてみれば、今回の訴訟でのアップル大勝利の結果を受けて、各メーカーやユーザーがAndroid離れに走ってしまう状況ほど恐れていることはないでしょうね。まだまだ裁判の影響が、今後どれほど幅広く及んでいくのかは未知数なだけに、なおさらAndroid陣営にとっては不気味でもあるのかもしれませんよね。

THE VERGE

Brian Barrett(米版/湯木進悟)