アップルのオーセンテック買収でAndroidとWindowsはヒヤヒヤ? セキュリティーで差が開くとの展望も

2012.08.01 19:00
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3億5600万ドル(約280億円)の巨額買収で、アップルがオーセンテックを完全に手中に収めるとのニュースが、米証券取引委員会(SEC)への提出書類から明らかになりました。ライバル陣営はやや困惑気味かもしれませんよ。

このところサイバー攻撃される度合いが上がってきたアップルとしては、iOSやOS Xを万全のセキュリティレベルへとアップして防御を固めることが最大の課題にもなっています。高度な指紋認証技術を誇るオーセンテックを配下に置くことで、よりiPhoneやiPadのセキュリティは高まりそうです。また、オーセンテックのタッチ精度の高い技術を応用し、革新的なタッチスクリーンの利用スタイルまで確立されるかもしれないとの期待も高まっています。MacBookのビジネス利用を一層進めるため、ハイセキュリティモデルが発表される流れとなるかもしれませんしね。

このように、アップルにとっては良いこと尽くしのようではありますけど、問題は対するAndroidやWindows陣営であります。単にセキュリティでアップル陣営に差をつけられるのみならず、実はオーセンテックの技術提供先には、あのアップルともめまくっているAndroid陣営のサムスンや、Windows陣営のレノボ、HP、デル、富士通といった大手メーカーがズラリと名を連ねているんですよね。これはもう今後はアップルに技術を独占されて、これまで使っていたソリューションでさえ利用しにくくなっちゃうのでは? アップルの事業拡大に戦々恐々という企業は少なくないのかもしれません。

 
Reuters

Jamie Condliffe(米版/湯木進悟)
 

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