オーストリア最大手の新聞社、シリアの写真を加工「悲惨さが足りない」

120801syria.jpg

約300万人の購読者を持つオーストリア「最大手」の新聞社、The Kronen Zeitung。最近、同紙には、爆破されて廃墟と化したアレッポの戦況写真(左)が掲載されました。しかし実際にこのような場面はなく、Photoshopで加工された画像だということがFacebookやRedditで明らかにされています。

写真の家族はたしかにシリアに実在するのですが、元画像(右)はEPA通信が撮影したもの。ところが、銃や追撃砲によって荒廃した町の雰囲気は、それ単体では悲惨さや衝撃度が足りないと判断したのでしょう。Kroneの編集者は、赤ん坊を「泣かせる」ことで表現を補おうとしたようです。

読者の気をひくために無関係な人間をPhotoshopでつけ足すなんて、なかなか悪質ですね。終末感を煽るためなら何をやってもいいという意識なのでしょうか。それは自分たちの恥ずかしさを露呈する報道にしかならないんじゃないかと...。

※ 一部訂正させて頂きました。ご指摘有り難うございます。

[Facebook via Reddit]

Brian Barrett(Rumi/米版