検証しました! ソニーのハンディカムの「空間光学手ブレ補正」は想像以上だった

2012.08.03 11:00
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ただの手ブレ補正じゃないんです。そう、「空間光学手ブレ補正」なんです。

ソニーのハンディカム「HDR-PJ760V(プロジェクター機能付き←詳細は記事後半で)」と「HDR-CX720V」は広角高感度など、完成されたハンディカムなんですが、一番ウリな機能が冒頭で書いた「空間光学手ブレ補正」機能なんです。とりあえず名前の響きがすごいカッコ良くて、名前だけで何だかスゴそうなんですが、実際にはどんなものなんでしょう?


空間光学手ブレ補正


「空間光学手ブレ補正」とは、レンズやイメージセンサーを含めたレンズユニット(鏡筒)全体を丸ごと動かすことで手ブレを最小限に抑える機能で、従来比でなんと約13倍の手ブレ補正機能を実現したんだとか!

※ CX700V/CX560Vのスタンダードモード時の手ブレ補正角度との比較



上の動画から、何だか凄そうだというのはわかりましたよね。では、実際にどんな感じで撮影できるのか、「空間光学手ブレ補正」は本当に凄いのか、シチュエーション別に検証していきましょう!
 

シチュエーション1:ズームアップで画角を固定


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ズームアップした時って、すればするほど手ブレが起きやすくなりますよね。しかも、手ブレのことを気にすれば気にする程、ブレが増すような気もするし。という訳で1つ目のシチュエーションは、視力検査に使うあの「C」マークが描かれたスケッチブックをズームアップして見てみる、というものです。ちなみにビデオカメラからの距離はおよそ30m。かなり離れた距離からの撮影です。

さらにそれだけじゃ面白くないので、僕の肩を揺すってもらいながら撮影してみました。また同じ状況下で撮影する為に、2つの雲台がついたプレートを用意して撮影しましたよ。それでは結果を動画で見てみましょう!(左が「HDR-PJ760V」の「空間光学手ブレ補正(アクティブモード)」、右が「HDR-PJ590V」の「光学式手ブレ補正(スタンダードモード)」で撮影したものです)



編集部員の鈴木さんの髪型が風で乱れているのは置いておいて、ズームをしていくと手ブレ補正の差は歴然です。「空間光学手ブレ補正(アクティブモード)」の方はズームした状態(+すごく揺れている)でもブレがあまりなく、「C」マークの向きがちゃんとわかりますね。また「光学式手ブレ補正(スタンダードモード)」では、なんとなくわかるものの、画面から外れてしまうぐらいの激しいブレを起こしています。これだけズームしても、ブレないのはスゴいなぁ...。


シチュエーション2:歩きながらの撮影


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シチュエーション2は「歩いている時」。歩きながらの撮影で、ブレが発生するのは想像に難くないですよね。歩いている時の振動が直接カメラに届いて、下手をすると被写体が画面から外れてしまうこともあります。そこで今回ギズチームで、都内某所の階段を下ることにしました。その段数、133段

こちらもシチュエーション1と同様に、撮り比べをしてみましたよ。(左が「HDR-PV760V」の「空間光学手ブレ補正(アクティブモード)」、右が「HDR-PJ590V」の「光学式手ブレ補正(スタンダードモード)」で撮影したものです)



実は撮影場所は日陰で結構暗かったのに、両方とも明るく撮れていますね。ここはさすがにハンディカム。どちらも高精細で高画質な映像を実現する「Exmor R CMOSセンサー」搭載で、ノイズを低減し、美しく鮮やかに撮れるようです。

さて肝心の手ブレ補正ですが、ご覧の通り! はっきりと差がわかりますね。階段を下っている時、ものすごく手元は揺れているのに、映像はちゃんと手ブレ補正されて安定した映像でしたね。これなら、1368段ある金比羅山でもステキな動画を撮ることができそう! 


シチュエーション3:ズームアップ時のパン


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最後にシチュエーション3に参りましょう。こちらではズームアップした状態でパン動作をしてみたいと思います。シチュエーション1の映像のようにズームアップした状態だけでも手ブレが起きやすいのに、それに加えてパンするのでもっとブレそう...。お子さんの運動会でのかけっこで、張り切って撮影しているお父さんをよく見かけますが、どれだけのお父さんがブレることなく撮影できているんでしょうね。おそらく、家に帰って見返したら、せっかく撮った映像がブレていてお子さんに怒られたなんて経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

という訳で、編集部近くの公園で松葉さんとフリスビーで遊んできたのでその模様をご覧下さい。



この日、暑いわ、湿度も高いわ、で明らかにフリスビー日和ではなかったんですが、久しぶりの運動というのもあって、意外と楽しめちゃいました。久しぶりにアルティメット(フリスビーを使う競技)やろうかなー。

それはさておき、こちらの動画は「HDR-CX720V」で撮影したものなんですが、すごく滑らかにパンできているのがわかりますよね。動画内の0:49あたりで、一瞬フェイントみたいになってしまったんですが、そんなイレギュラーなシチュエーションでも、スッと元の位置に戻っていますね。これなら運動会で張り切りすぎたお父さんでも、バッチリお子さんの勇姿を手ブレすることなく撮影できそう。

お父さんの強い味方!


思い出をシェア! 撮影した後はみんなで鑑賞会


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冒頭でも書きましたが、「HDR-PJ760V」には、プロジェクター機能が搭載されています。せっかくなので撮った動画を壁に投映して、編集部のみんなと楽しんでみましたよ。こういう使い方ができるって、...ステキやん。


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みんなでハンディカムを囲んで撮影した動画を見るのもいいですが、こうやってより広い画角で楽しめるのは凄くプラス! 輝度も20ルーメンあるので、部屋をちょっと薄暗くするだけでキレイに投映できますよ。


一度試す価値大アリ!


さて、検証動画と共に紹介してきましたハンディカムですが、「空間光学手ブレ補正」の凄さがわかってもらえたんじゃないでしょうか。僕は普段あまりハンディカムを手にする機会がなかったんですが、正直なところ、このソニーのテクノロジーの塊のようなハンディカムにすごく興奮しました。

普段デジタルカメラやスマートフォンの動画撮影機能を使っている方が多いかと思いますが、動画撮影にはやっぱりハンディカムですね。是非一度、お店で試してみてください。この「空間光学手ブレ補正」に驚かされること必至ですよ!


・スペック

イメージセンサー:1/2.88型 Exmor R CMOSセンサー
レンズ:カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズ
F値:F1.8-3.4
焦点距離:3.8-38.0mm
空間光学手ブレ補正 液晶モニター:3.0型(16:9)/92.1万ドット タッチパネル
内蔵メモリ:96GB(PJ760V)、64GB(CX720V)
動画記録画素数・フレームレート:
・ハイビジョン画質:1920×1080/60p(PS)、24p(FX FH)、60i(FX FH)、1440×1080/60i(HQ LP)
・スタンダード画質:720×480/60i
音声記録:ドルビーデジタル5.1ch(ズームマイク連動)
その他:ナイトショット、メモリースティック・SDカードのデュアルスロット、静止画撮影

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HDR-CX720V、HDR-PJ760V [ ソニー ]
[ 空間光学手ブレ補正 ]

(河原田長臣)
 

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