【保存版】そろそろパソコンも買い替えかな...と決める前に、1万円以下で劇的によみがえらせる5つの特効薬

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まだまだバリバリと使えるよぉ。

いよいよ「Windows 8」の正式発売も目前に迫ってきましたが、新しいOSが登場する度に、なんだか急にいま使っているパソコンが古めかしく思えてきて、これを機に買い替えよう~と勇み立っちゃう方は、意外と少なくないのでは? もちろん、余裕がある人はドンドンと新モデルに買い替えていけばいいのでしょうけどね。でも、やっぱりパソコンは決して安い買い物ではありません。このままなんとか使い続けながら、でももっと快適にサクサクと使えるようにパフォーマンスアップしたいんですよ...

そんな願いを、日本円にして1万円以下という負担の少ない出費で実現しちゃう、古くなってきたパソコンに特効薬のように効き目のある5つの方法をご紹介いたしましょう。わずかの出費で、半ばあきらめかけていた引退間近に思われていたパソコンが、あっと驚く劇的なよみがえりを果たすことだってあり得ますよ。まずは自分にとってベストなリニューアル作戦を見極めてみることにいたしませう!

 

 

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1. SSDに換装してしまおう

思うに「MacBook Air」が火をつけたかのごとく、Windowsでもウルトラブックで一気にソリッドステートドライブ(SSD)の普及が進んできた感じですけど、いざSSDの快適さに慣れてしまうと、もう二度と以前のハードディスクドライブ(HDD)の環境には戻りたくないなぁと贅沢な願いを抱いたりしてしまいませんか? やっぱり起動の速さが抜群なのに加えまして、さまざまなアプリケーションを立ち上げたり、ファイルを開いたりといった、ちょっとした動作で、SSDとHDDでは時間差が出てくるので、これが日々の作業で積もり積もってくると、かなりの違いが生じてしまうんですよね。

例えば、上の「PCMark Vantage」によるベンチマークデータは、一昔前のデル「Latitude D630」というモデルでの比較スコアーですが、いまから5年前に発売されたWindows Vistaモデルのパソコンでさえ、SSDに換装した途端、作業内容によっては、なんと6倍以上もHDD使用時より性能アップが実現してしまっていますよ。実際の使用感という意味でも、起動時間の大幅な短縮が見られたほか、400MBのTIFファイルを「Photoshop」で開く、500ページのPDFファイルを「Adobe Reader」で開く、2万行のスプレッドシートを「Excel」で開くなどなど、重たい作業をさせてみた時に、HDDからSSDへとアップグレードすることで、最大で3倍以上ものスピードアップを図ることができました! これはまるで新品のパソコンにでも買い替えてしまったかのような快適さですよね~

きっとそろそろ買い替え時かなって思うパソコンを使っている場合、まず間違いなく搭載されているディスクは7200rpmないしは5400rpmの回転数のHDDではないでしょうか。いまやSSDの値段も下がってきて、ついには5000円を切る価格帯でも手に入るモデルだって登場してきてはいますけど、1万円の予算でも128GBの容量のSSDにアップグレードできる時代になってきていますよ。もうちょっと余裕がある人なら、256GBの大容量のSSDにも2万円までで乗り換えられるのではないでしょうか。これだけの出費で格段に古かったパソコンがパワーアップするんだったら、大いに価値あるカスタマイズとなるでしょうね...

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2. RAMを増設しちゃおう

SSDへの換装は、その出費額は大したことがなかったとしても、ちょっとパソコンの内部までこじ開けてハードな作業が求められますから、やはり初心者には敷居が高いかもしれません。しかしながら、パソコンの本体メモリーの増設であれば、ネジを数個外すだけで、もうだれでも簡単にできちゃうって親切設計のモデルだって少なくないでしょうね。

SSDよりもさらに安く、数千円の予算でもRAMの増設は可能ですが、そのパフォーマンスアップレベルは、意外とSSD購入時よりもはるかに優れていることだってありますよ。上の「PCMark 07」によるベンチマークデータは、インテル製の第3世代の「Core i7」プロセッサーが搭載されたモデルにて、RAMを4GBから8GBへと増設した際の比較スコアーなんですけど、その性能の差は歴然としていますよね。

どんなに高速なSSDの仮想メモリー(ページファイル)でも、やっぱり物理メモリーのRAMのスピードにはかないません。たとえ現時点で空きスロットがなかったとしても、いまパソコン本体に装着されているRAMを外し、さらなる大容量のRAMにアップグレードする形で増設にチャレンジするだけの価値はありますよ。あっ、ただし、購入する時はRAMの型番を間違えないように、よくよくマニュアルとかをチェックしてからにしてくださいね~

3. モニターを増設しちゃおう

マルチモニター環境って、1度でも体験しちゃうと、これまたすぐには戻れない最高に快適な作業効率のアップを経験できちゃいますよ! 例えば、あるウィンドウでは「PowerPoint」のプレゼンテーションを作成しつつ、別のウィンドウでExcelのスプレッドシートのデータを参照し、さらに別のウィンドウではブラウザーでインターネットを調べながら、メールを開いているウィンドウもあるというケースを考えてみましょう。普通はウィンドウからウィンドウを、いちいちタスクバーや「ALT」キーと「Tab」キーの組み合わせで目まぐるしく切り替えつつ、作業を進めていくしかないのではないでしょうかね。わざわざウィンドウなんか切り替え直さなくっても、すべて大画面に開いたまま全作業が進められたら、もっと楽なのに...

という願いが、もう1台のモニターを増設してマルチモニター環境にしちゃうだけで、一瞬にしてかなえられちゃいますよ。ウィンドウの切り替えって、その度に思考回路まで中断されるようで、実際にかかる時間以上にロスが大きかったりもするんですけど、こうして格段に広くなったディスプレイエリアを活用し、すべてのウィンドウを開いたまま作業が進んでいくと、パソコンの性能は同じでも抜群に仕事のスピードがアップしちゃうから不思議なんですよね。

パソコンを買い替えるとなると、かなりの予算を用意しないといけませんけど、最近では20インチクラスのモニターでも、選べば1万円以下で手に入る時代になってきました。もうちょっと余裕がある方なら、1080pの高解像度22インチや23インチのモニターでも、2万円までで十分購入できちゃいそうですし、こういうマルチモニター環境の資産は、今後いつかパソコンを買い替えたとしても引き継いでいけるので、頑張って投資しておく価値はありそうですよ。

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4. Wi-Fi環境を802.11nにしちゃおう

今回のパソコンよみがえり作戦の中で、最も安くトライできそうなのが、このWi-Fi環境のアップグレードではないでしょうか。やっぱり数年前のモデルのパソコンでスタンダードなWi-Fiの規格は、よくて802.11gだったはずですよね。もちろん、これでも理論値としては最大で54Mbpsまでスピードは出ますけど、もっと速い802.11nの300MbpsがWi-Fi環境で整ってきたら非常に快適ですよ!

例えば、上の「Netperf」によるベンチマークデータは、先にも登場した一昔前に発売されたデルのLatitude D630にて、ワイヤレスのデータ転送速度を比較したスコアーなのですが、うまくいけば、Wi-Fiを802.11gから802.11nへとアップグレードするだけで、余裕で倍以上のパフォーマンスアップを望めることが示されていますよ。普通にウェブページを閲覧するくらいならば、大してスピード差を感じることはなくとも、ファイルの転送だとか、ストリーミングやクラウドの利用時なんかには、目に見えて速くなったなって満足感を味わえることでしょう。

ちなみにいくらパソコン側を802.11nにアップグレードしても、まだルーターのほうが802.11nに対応していなかったという場合は意味がありませんから、その場合はルーターもセットで買い替えないといけなくなりますね。やや高くつくようにも思えますけど、これも将来ずっと高速なワイヤレスインターネット環境で仕事ができることへの必要経費と考えて、まずはそろえておいても損はないのでは?

5. 予備バッテリーを手に入れよう

ノートパソコンユーザーの場合は、もう絶対にパソコンを買い替えなきゃって踏み切る最大の要因の1つに、新品の時ほどバッテリーが持たなくなってきたというシーンが挙がることも多いのではないでしょうかね。そもそも一昔前のモデルならば、ネットブックならばいざ知らず、よく持っても数時間が限界というバッテリーだって珍しくはなかったような気がします。ただモノは考えようでして、このバッテリーを予備に新調して持ち歩いておくだけで、わざわざパソコンの買い替えまでしなくっても、日中ずっと快適に外でも使い続けられるようになったりしそうですよ。

あっ、もうバッテリーが切れちゃう...よし、予備バッテリーに付け替えだって感じで、外出中にパワー不足で死亡寸前のノートパソコンをよみがえらせちゃう訳なんですけど、それにしても厄介なのは、最近は自分では簡単にバッテリーを交換できないようになっているモデルのパソコンだって増えていることでしょうか。そういう場合には、なんにでも使い回せるポータブル電源を持ち歩いてパワーを供給することになりますが、スマートフォン向けの外付けバッテリーくらいなら数千円でも手に入りますけど、ノートパソコンを外出先でも充電できるクラスになれば、やや出費はかさみそうですよね。ただ、大抵がいろんな対応コネクターを用意していて、さまざまなモデルにて使い続けられる仕様になっているので、これも将来への投資と思って購入しておくことにいたしましょう~

いかがでしたか? ちょっとした工夫と出費で、もうこのポンコツではダメだよって思っていたパソコンの作業環境が、意外にまだまだ使えるじゃないってレベルまで向上したりもするものなんですね。まずは自分に最も合った方法で、この秋は古くなったパソコンをよみがえらせるDIYに挑戦してみるのはどうですか? 想像以上に効果抜群という、うれしい誤算だって結構あるかもよ...

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Avram Piltch(米版/湯木進悟)