iOS6で最も期待しないほうがいいのは地図機能...Googleマップとの決別は大きな誤り?

2012.09.11 19:00
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もしや、アップル、最大のミスディレクション?

新モデルのiPhoneなどでお待ちかねの次期OS「iOS6」からは、これまでのGoogleマップに別れを告げて、アップル独自の地図サービスが搭載されることはすでに発表済みなんですけど、これがユーザーにとって、どこまで歓迎すべき決定なのかは非常に微妙なところなのかもしれませんよ。できればもっとアップルとグーグルには仲良くしていてほしかった...

そんな感想を抱かされる残念な体験にならなければいいんだけどなぁと懸念されている理由の1つに、Googleマップのストリートビュー機能の完成度の高さが挙がっていますね。もう言わずとも知れた、地図上の特定の位置に、まるで自分が立っているかのようなビューでリアルに周囲を確認できる機能ですが、これって単にストリートビューカーが撮影した写真の公開にとどまらないパワーを秘めているってご存知でしたか?
 

 
例えば、グーグルはストリートビューをフル活用する「Ground Truth Project」なるプロジェクトを着々と進めておりまして、ストリートビューカーが収めた映像を次々と人工知能で解析しては、そこに映っている道路標識や看板、サインなどなど、ありとあらゆる情報をテキストデータベース化しているんだそうですね。その後、人工知能で読み取られた全情報を、今度は人間のオペレーターがチェックし、その内容を逐一、Googleマップの補完情報として地図上に埋め込んでいく作業が進められており、ただ視覚的に地図を眺めるのみならず、ナビゲーションなどに役立つ大量のデータが幅広くユーザーへと提供されていっているというわけなんです。

ストリートビューを利用できるメリットは、決して過小評価されるべきではないですね。

このGround Truth Projectは、Googleマップやストリートビューが非常に強力なサービスに仕上がっていることを示す、ほんの一面に過ぎないと、このほど英BBCのインタビューに答えた、Googleマップの開発部門を率いるブライアン・マクレンドンさんは、こんなふうに自信満々に語っていますよ。確かにストリートビューカーを世界各国で走らせては、その膨大なデータを最大限に活用してきた、これまでのGoogleマップの歴史を考えるに、いきなりアップルが独自の地図サービスで追いつき、追い越そうとしても、やっぱりかなり無理があったりするかもしれませんよね。

まぁ、そうは言っても、もう泣いても笑ってもiOS6の正式デビューだって目前に迫ってきています。まずはアップルのお手並み拝見というところでしょうか!


BBC

Adrian Covert(米版/湯木進悟)
 

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