鯖はオイル漬けが一番。インテルのサーバー油冷がすごい

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コンピュータは空冷してもたかが知れてますよね...それよりは水冷の方が正しい方向に一歩改善かもですが、インテルが今試してるのはさらに大胆で...なんとどっぷりオイルに漬けて冷温に保つ新技術なのです!

いやいや、パニックしなくても大丈夫。オイルといっても鉱油なんで電気は通りませんよ~。

なんとも荒っぽい発想なわけですが、これがやってみると意外と良くて、開発元のグリーン・レボリューション・クーリング(Green Revolution Cooling)社と共同で進めていた1年の試験運用をやっと終えたところなのですが、インテルがこれまで見た中で最高の冷却効率(本体稼動電力の2~3%もあれば冷却できてしまう)だったんです。風が通らないところにもオイルは通りますもんね。

何よりもすごいのが、オイル漬けにしてもハードのリライアビリティにはなんら影響が出なかったこと。

油冷は特にHPC(高性能コンピュータ)や部品がみっしり詰まった製品の分野で普及が見込めそうです。全部品が流体に完全に浸かるってことは、もっと密に部品を詰め込める、ということでもありますからね。空冷ではメンテできない高密度の製品も、油冷なら冷却効率が桁違いに良いので、実現できてしまう...。

あとわざわざ寒冷地に移転しなくても、場所を選ばずにデータセンターが作れます。電算室空調設備や高床構造も要らないのでインフラも安上がり。なんか良いことづくめではないですか。

ただし実用化はまだ先ですよ~。「よし自分も...」とデタラメな液体に漬けるのだけはやめとこうね。

[Data Center Knowledge via Slashdot]関連:WIRED.jp

Image by Green Revolution Cooling

Jamie Condliffe(原文/satomi)