ノート型コンピューターの父、ビル・モグリッジ氏が亡くなる

ノート型コンピューターの父、ビル・モグリッジ氏が亡くなる 1

世界で初めてクラムシェル型(折りたたみ式)のラップトップコンピューター(ノート型パソコン)を創った、イギリス人デザイナーであるビル・モグリッジ氏が亡くなりました。

ニューヨークのスミソニアン・クーパー・ヒューイット国立デザイン美術館は、同館のディレクターでもあったモグリッジ氏が先週の土曜日にガンで亡くなったと発表、享年69歳でした。

遡ること1982年、モグリッジ氏は世界最初のノート型コンピューター「グリッドコンパス(GriDCompass)」コンピューターを生み出しました。グリッドコンパスは、コンパクトで持ち運びが出来るように、フラットパネルスクリーンとキーボードが折りたためる最初のコンピューターでした。

 

 

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このマットな黒の質感、スクリーンの角度のコンピュータは今も私達に馴染みがあるデザインですよね。歴史あるイギリスのデザインアワードである「プリンス・フィリップ デザイナー賞」を2010年に受賞しています。

当時はハードディスクもフロッピーディスクもありませんでしたが、マグネシウム製のコンピュータは即座にNASAや米軍に採用されました。1985年、スペースシャトル「ディスカバリー」にも搭載されたりしましたね。

約30年経った今でも、モグリッジ氏が最初に提唱したクラムシェル型のラップトップコンピューターが使われています。

ご冥福をお祈りします。

[Washington Post]

Image by Mayo Nissen under Creative Commons license

mayumine(Jamie Condliffe 米版