世界最強のデジタルカメラから初画像届きました

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合計570メガピクセル(5億7000万ピクセル)です!

南米・チリに、世界最強のデジタルカメラがあります。その名も「ダークエネルギー・カメラ」と呼ばれ、宇宙の加速膨張の原因と考えられているダークエネルギーの謎に迫るために開発されたものです。高感度のセンサーとアンデス山脈の澄んだ空気のおかげで、肉眼で見える限界の星より100万倍かすかな光も捉えることができ、最大80億光年離れた天体の観測が可能になっています。

 

 

ダークエネルギー・カメラの設計と構築には8年の歳月が費やされました。センサーとしては62個のCCDが使われており、合計画素数は570メガピクセルになっています。冒頭の画像は先週9月12日の夕方に撮影されたもので、地球から1万7000光年離れた球状星団の「きょしちょう座47」を捉えています。一瞬、黒いタイルの壁にフラッシュが反射したうっかり写真みたいに見えますが、タイル状になっているのは62個のセンサーを組み合わせているからなんですね。

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下の画像は棒渦巻銀河のNGC 1365で、地球からは6000万光年離れた炉座銀河団の近くにあります。

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美しいですね! でもそれだけじゃなくて、ダークエネルギーの謎を解き明かすのがこのカメラの目的です。宇宙が膨張していって最後どうなるのか、わかっちゃうんでしょうか!?

[Fermilab、Images by Dark Energy Survey Collaboration]

Jamie Condliffe(原文/miho)