精子はらせん状に、あるいは狂ったようにも泳ぐ。世界で初めて3D追跡に成功(動画あり)

精子はらせん状に、あるいは狂ったようにも泳ぐ。世界で初めて3D追跡に成功(動画あり) 1

あのオタマジャクシたちは、一体どうやって目的地へと到達するのか? 人体のヒミツがまたひとつ明らかになりました。

精子の動きを3Dで追跡したところ、一部はらせんを描きながら泳いだり、興奮状態で「超活動的」に泳いだりしていることが分かったそうです。

アイドガン・オズカン(Aydogan Ozcan)さん率いる研究チームは、精子をシリコンセンサーチップに乗せて、赤色と青色のLEDライトをそれぞれ別の角度から照射。その追跡結果を3D座標にマッピングすると、精子の動きは次のようにグループ分けされるようです。

ほとんどの精子は多かれ少なかれ「典型的な」直線コースを進んでいきます。
しかし、中にはらせん状に泳ぐ精子もあり、これは以前の顕微鏡観察ではなんとなくそのような動きに見えるという程度のものでした。なお、痙攣するように方向を変え、ときどき逆走する「超活動的」な精子も確認されています。

らせん状に泳ぐ精子の動きは、上の動画でどうぞ。

ちなみに「泳ぎ方」の違いが何を意味するのかは未だ不明。でも、全員そろってゴールに猛ダッシュするのではなく、くるくると舞ったり、興奮しすぎて自分を見失いかけたり(?)...なんだか精子にも愛嬌を感じますね。

[National Geographic]

Casey Chan(Rumi/米版