スパコン並の性能を自宅に安価で! 最大45GHzのCPU処理が199ドルで手に入る「Parallella」とは

スパコン並の性能を自宅に安価で! 最大45GHzのCPU処理が199ドルで手に入る「Parallella」とは 1

スーパーコンピューターを自宅でも簡単に!

半導体製造メーカーAdaptevaのCEO、Andreas Olofsson(アンドレアス・オロフソン)さんが「Parallella」というオープンソースプロジェクトを開始し、Kickstarterでも出資を募っています。なんでも最近話題のRaspberry PiやArduinoに喚起され、今回のKickstarterに名乗りを挙げたようです。

目玉である「Epiphany-IV」という製品は、64コアものCPUが45GHzで駆動しているCPU並の処理能力があり、5ワット程で動くそうです。また使える言語もC/C++, OpenCL, Python等のプログラミング言語が使用可能と伝えています。プロジェクトが成功すればハードウェアの仕様や制御ソフト、SDKなどのコードも全て公開されるそうですよ。

2012年9月27日からKickstarterでプロジェクトを開始し、日本時間の2012年10月28日午前7時まで出資を募っているもようです。

また出資額によっていろいろと特典が付いてくるようで、15ドルでプロジェクトのサイトにサポータとして名前が掲載され、99ドルで16コアのEpiphany-IIIが貰えるそうです。他にも多く出資するほどディベロッパーとしての権利が貰えたりするそうですが、64コアのCPUで45GHz相当の演算処理をしてくれる「Epiphany-IV」は199ドルの出資に加えこのプロジェクトが300万ドルを達成しないと貰えないという条件つき(もし300万ドルを超えなければ「Epiphany-IIIが2つ」に変わるそうです)なので注意が必要です。

Kickstarterはベンチャー企業が資金調達をスムーズに行うために産まれたサービスですが、投資額によって商品が手に入ったりする事やどの位の人がどのくらいの額を投資しているか提案者側から見えやすくなっています。そのため、宣伝&在庫処理&発注状況が確認できるオンラインショップ+資金調達という起業する側からも投資する側からもWin-Winな関係になっているのではないでしょうか。

kickstarterでは今回の「Parallella; A Supercomputer For Everyone」のプロジェクトゴールを75万ドルに設定していて、この額の資金調達を達成して初めて出資者からお金が引き落とされるようです。

出資者募集期間終了まであと一週間ほど。PCを将棋の強い棋士にさせたい、PCを使って金融工学の勉強をしたい、などスパコンを使っていろいろな事させたいと興味をお持ちの方は、一見してみてはいかがでしょうか。

Kickstarter , Adapteva

(宮城省吾)