正確な地図はGoogleだけじゃない。ノキア、オラクルに地図情報提供

正確な地図はGoogleだけじゃない。ノキア、オラクルに地図情報提供 1

タイムリーな発表ですね!

ノキアが、法人用ソフトウェア大手のオラクルに地図サービスを提供することで提携したと発表しました。ティム・クックCEOの謝罪にまで至ってしまったアップルのマップと比べると、ノキアの地図は優秀で、会社としてもこの数年間力を入れています。ひょっとしたらいつの間にか、地図バトルでの勝者はノキアに...なんてこともあったりするかもしれません。

10月1日に発表されたノキア・オラクルの提携内容は、ノキアがオラクルの法人ユーザーに地図と位置情報サービスを提供するというものです。オラクルには非常に強固な法人ユーザーベースがあるので、この提携はノキアにとって大きなチャンスと言えそうです。

 

ノキアは2007年に地図サービスのNavteqを買収して地図情報事業を強化してきました。すでに十分な実績もあり、Windows Phone 8ではBing Mapsではなくノキアの地図が使われています。また、GrouponYahoo!Amazonなどとも地図情報提供で提携しています。

この提携で、ノキアの地図サービスはオラクルというチャネルからの法人ユーザー獲得が見込めます。ここで彼らの地図の優秀さが認められれば、さらにユーザーベースを拡大できる可能性もあります。

そして今このタイミングは、彼らの地図の品質をアピールする絶好のチャンスでもあります。アップルの一件で地図作成の難しさが明らかになった今、ノキアは控えめながら強く、安定した存在に見えています。

そして地図というのは、そんな安心感が大事な分野です。地図に対して派手なアクションとかドラマとか、曖昧の美学とかを求める人はほとんどいません(多分)。みんな精度や信頼性を求めていて、ノキアのマップはまさにそれを提供してくれます。これまでじわじわと提供先を拡大してきたことを考えると、今後もっと広く使われる可能性もあります。今回強さが再認識されたGoogleだって、のんびりしていられないかもしれません。

[WSJ]

Jamie Condliffe(原文/miho)