米ギズレビュー:iPod nanoは今までで最高のMP3プレーヤーだけど...

米ギズレビュー:iPod nanoは今までで最高のMP3プレーヤーだけど... 1

第7世代のiPod nano、最新のアップルのミニ・音楽プレーヤーは最薄、nano史上最も大きいスクリーンにBluetoothも搭載で明らかに進化しました。ちょっと気になってたんだけど、実際どうなんでしょう。これって素晴らしいものですかね? イエス。

MP3プレーヤーがまた欲しくなるようなものですかね? そこまでではありません。

これは何?

アップルの第7世代のiPod nano MP3プレーヤーです。

誰のためのもの?

音楽が好きだけど、スマートフォン(または同じようなもの)を持っていない人。

デザイン

アルミニウムのユニボディデザインは滑らかで丈夫そうな感じ。たった5.4ミリの厚さに新しい2.5インチのマルチタッチスクリーンは前世代の正方形のものより明るく魅力的です。またアップルの新しいEarPodsのイヤホンもついています。

使用感

Androidユーザーだとしても、このインターフェースはとにかく直感的。 スワイプして戻る? すぐ理解。シェイクしてシャッフル? 素敵。このハードウェア的なボタンでスタートしてストップするんだね? 素晴らしい。

Nike+などのフィットネス記録アプリの追加機能もシンプルで使いやすいですね。

ディスプレイも間違ってタップしてしまうのを最小限に出来るくらい丁度良い大きさです。

米ギズレビュー:iPod nanoは今までで最高のMP3プレーヤーだけど... 2

最も良い部分

フォームファクター。この部分を撫でたり、滑らかな川の小石のように手のひらで何度もひっくり返したくなっちゃいます。さらに、パンツのポケットに入れても全然重さを感じないので、ジョギングにもぴったりです。

残念なところ

iPod nanoにビルトインされている歩数計の酷さは笑えます。ちょっとジョギングしてみました。同時にスマートフォンのランニングアプリからも計測してみました。

iPod は2.74マイルを1マイルあたり7分24秒で走ったと示していましたが、実際は2.41マイルを1マイルあたり8分18秒で走ったんですよね。最初の1マイルは1マイルあたり6分32秒だったと言われたわけですが、僕がそんなスピードで走れる訳ないって(それが現実だったら嬉しいんだけど)。

変なところ

「シェイクしてシャッフル」する機能はランニングしているときにはとても便利な機能だと思います。曲が気に入らなければnanoをシェイクして次の曲に進めるのですが、この機能はなぜかNike+アプリを使っているときには使えないんですよね。

なので、ランニングしている最中はタッチスクリーンから操作しないといけないってちょっと面倒だなあと思いました。(訳注:走っている衝撃で望んでなくてもシャッフルしてしまう気もします)

米ギズレビュー:iPod nanoは今までで最高のMP3プレーヤーだけど... 3

メモ

・このnanoは前世代のものよりバッテリー容量が大きくなっていて、アップルによれば最大30時間音楽を再生し続けることが可能とのこと。バッテリーが切れるまで僕は大体7時間くらい音楽を再生できました。7時間、2日間で。5分の動画を見てみたり、10分間ラジオを聞いてみたり、1回のランニングと2回のウォーキングを計測してみたりしました。7時間の使用時間...、うーん。他の製品はもう少しバッテリーが持つような気がする。

・この小さなボディの中にBluetoothが搭載されているのは非常に素晴らしい。ヘッドフォンやカーステレオなどのBluetoothオーディオに接続出来るだけではなく、心拍計や他のNike+センサーにも接続することができるので、ワークアウトする人にとっては大きな改善と言えます。

・nanoにも新しいEarPodsを付属されています。これはひどい。確かに耳を傷つけるような事はないけれど、すぐに落ちるし音も間違いなく酷い。対照的に、お気に入りのランニング用のイヤホンで聞くiPodの音は素晴らしいです。

・iPod nanoのビルトインのFMラジオのインターフェースは素晴らしいですね。ラジオ局がサポートしているアーティスト名や曲名を得られることができます。ただしラジオを利用する場合はイヤホンを接続している必要があります。このワイヤーがアンテナとして使われるからですが、アップル純正のイヤホンでなくても問題ありません。

・ランニングするにあたっての歩数計は酷いものですが、歩いた時の歩数はかなり正確です。新しいFitbitと数歩しか差がありませんでした。ただしバッテリー容量の問題があるため、継続的にアクティビティをモニタリングしたい場合(Fitbitのように)にはあまり向いていません。

・丸いバブルアイコンのデザインはiOSユーザーにとっては馴染みのないものですが、さっぱりした見た目でバーチャルボタンと上手く差別化できてると思います。

・大きくなったスクリーンは音楽を選ぶのには随分良くなりましたが、動画や写真を見るにはどうでしょう? 微妙です。はっきり言って微妙。アップル推奨のはずの1080ピクセル動画はサポートしていません。もしサポートしていたとしても、画面が小さすぎて快適に見るなんて無理なんですけどね。

・ちょっとしたバグがそこかしこにあります。時々音楽がストップしたりします。一度、同じ曲が2回再生されたこともありました。すごく不思議。

・nanoにはLightning USB ケーブルが付属しています。音楽やPodcastはiTunes経由で同期できます。

・同期作業はちょっとした苦痛かもしれません。もし16GB以上の曲を所有していたらnanoは全部の曲を同期しようとして失敗します。それから、同期するために曲を選んでくれと言ってきます。プレイリストやアルバムをドラッグして同期させた方が良さそうです。

・前世代のように、今年のnanoにはクリップがついていません。つまり、ワークアウトする時はポケットにいれるかストラップをつけるかしないといけません。

  

買うべき?

イエス。でも、スマートフォンを持ってない人限定(昨今そんな人はどんどん減っているでしょうが)。新しいnanoはこれまでの中で一番のMP3プレーヤーだけど、2年前の中級スマートフォンには劣る感じですね。音楽はストリームできないし、Nike+がまずまずだけどGPS計測機能が無いので不安定。フィットネス系のアプリをインストール出来るわけでもないし、もちろん他の音楽再生系のアプリもインストール出来ない。誰かとコミュニケーションをとりたければ、電話を持ち歩けばいいのだし。

うん、nanoは小さくなって軽くなってセオリー通りの進化を遂げました。けど、スマートフォンを持っている、もしくは持とうとしているのなら、音楽を再生するためのデバイスを別に持ち歩く必要性はないと思います。

何度も言うようだけど、今世代のiPod nanoは最高なんですよ、でも、1万2800円も出せばもっと良い選択肢があるかもしれませんけどね...。というわけでギズランクは☆3.5です。

第7世代iPod nano スペック

• ラジオ: Bluetooth, FM

• サイズ: 高さ76.5mm、幅39.6mm、厚さ5.4mm

• 重さ: 31グラム

• スクリーン: 2.5インチ 240×432 ピクセル (202 PPI)

• 容量: 16GB

• カメラ: 無し

• バッテリー: 3.7 volt, 220 mAh, 0.8 Wh

• 価格:1万2800円

[Apple]

mayumine( Brent Rose 米版)