みたいもーど:デジカメ選びは人生のようにむずかしくて楽しい

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この時期というのは、デジカメメーカー各社から一斉に新製品が発表される時期で、カメラ好きとしては、今後の自分のデジカメ人生と新製品のスペックやそこに期待できることを重ねあわせて、いろいろと目移りする時期です。

特に、今年はさらにたちが悪いことこの上ないという状況になっています。ホント困るんですよ...。

 

デジタル一眼レフカメラはフルサイズが主戦場に

 

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キヤノンとニコンという2大メーカーが、いずれも小型で低価格のフルサイズデジ一をリリースしました。キヤノンからはEOS 6D、ニコンからはD600が発表されています。

サイズは、これまでの中型機とほぼ同等。でも、フルサイズセンサー搭載で画質は段違いに向上というモデルです。コンデジやミラーレスの画質がどんどん向上していくと、デジ一はその決定的な差としては、フルサイズに行かざるを得ません。これは、以前から予想されていたことですが、ハイアマチュアなら手が届く価格にフルサイズが落ちてきたというのは、時代が変わったと感じますね。個人的には、Wi-Fiを標準搭載してロガー機能まで搭載したキヤノンのEOS 6Dに注目しています。

 

ミラーレス一眼は次のステージへ

 

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さらに混迷するのが、ミラーレス市場。パナソニックとオリンパスのマイクロフォーサーズ陣営に、ソニーがNEXで殴りこみをかけたというのが、少し前の状況です。しかし、OM-D以降のオリンパスはセンサーがソニー製となり、過去の構図は崩れました。そこに最後のミラーレスとしてEOS Mまで登場。もうわけがわかりません。全部試すことなんてもはやできませんね。

ミラーレスもエントリーモデルとハイスペックモデルに分かれてきていますが、おすすめはやはりハイスペックモデル。どっちを選んでも大きさはそれほど変わりませんから、どうせならいいものを。

 

そして、ミラーレスでは、なんといっても可動式のバリアングル搭載モデルをおすすめします。ミラーレスのボディの小ささを最大に生かして、デジ一では撮影するのがむずかしい写真を撮るにはバリアングルが必須です。液晶画面を上に向けて、ローアングルから撮影するのは、ペットやお子さんを撮影する際に相手を怖がらせないので、いい写真が撮りやすくなります。ということで、新製品はいろいろと出ていますが、EVF・防塵防滴・AFの速さから、いまだにOM-Dがおすすめです。

 

コンデジのライバルは他社ではなくスマホ

 

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iPhone5やアンドロイドなどのスマホで新型になればなるほど強化されているのがカメラ部分です。とっくに一昔前のコンデジに匹敵する写真を撮れるものばかりになってしまいました。こうなってしまうと、コンデジのライバルは他社ではなくスマホとなり、より一層の小型化を進めるものや、防水といったスマホで対応しにくい機能に特化するという進化を進めています。しかし、それでも勝負としては年々厳しくなっていると言わざるを得ません。[Nikon COOLPIX S01]

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そして、もはやスペック競争ではないステージに突入しているのもデジカメの世界。メーカー自身が「もはや油絵です」と表現するトイデジすら登場しています。そう、もはや画質の問題じゃないんですよね。[BONZART Lit PRETTY LITTLE DIGITAL CAMERA ]

そして、私自身、いちばん惹かれているのは、新型の登場で、画質の向上などが期待できそうなんてことは、どうでもよくなるほどの100のカラーバリエーションを持って登場したPENTAX Qの2代目であるPENTAX Q10です。

 

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イベントなんかでも、PENTAXのカラバリデジ一を持っている女の子をみかけることは、よくありますし、これだけのバリエーションがあると、かなり自分の色を選ぶことができます。自分の好きな色を持つためのカラーバリエーションというのは、その製品が長く愛されるために必要な要素です。これは、製品バリエーションなんてことではなくて、その製品のスペックとして語ってもいい領域です。

つまり、もうデジカメという世界は、こういう豊かな製品群があふれる世界になってきたのです。スペックだけで考えることができた時代はもう終わったと考えていいでしょう。だから、デジカメを選ぶのではなく、自分がどういう写真を撮りたいのかでカメラを選ぶべきなのです。

これは難しい課題です。でも、だからすごく挑戦する価値のある課題だと思います。ああ、まだまだデジカメ面白いなあ

 

[Images via Amazon: 1, 2, 3, 4, 5]

(いしたにまさき)