MacBook Pro 13インチ Retinaモデルを買う前にチェックしておきたいこと

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初めてMacBook Pro 15インチRetinaモデルを見たとき、こう思いましたよね。

なんて素晴らしいマシンなんだ! でも、もう少し小さかったらいいのに

はい、この度その望みは叶いました。美して明るくて超高解像度のディスプレイが搭載された、スリムな13インチモデルが買えるようになりました。しかしながらこの新しいモデルは全てが望み通りのものでは無いかもしれません。もし購入を検討しているのなら、少し一息ついて検討したほうが良さそうです。特に単純に「15インチモデルがそのまま13インチになった!」と勘違いしていたら要注意ですよ。

ほぼ全ユーザーに向けて

Core i5 2.5GHz (Turbo Boost to 3.1GHz) プロセッサー、256GBストレージです。

なぜ 2.5 GHz プロセッサー?

ギリシャ神話レベルのスクリーンが搭載されたMacBook Airといった感覚で使うと思います。このプロセッサーは、現行のMacBook Airで搭載可能な最大値であるCore i7 2.0GHzよりも高速です。プログラムはこれまでより十分に走り、エンコーディングの時間もまずまずです。

なぜ256GB?

価格が高くなるのでオンボードSSDストレージにあまりお金をかけたくないかもしれません。しかしたった128GBだとかなりタイトで厳しいです。容量を食うようなプロフェッショナルなソフトウェアをインストールする場合は特にです。256GBは丁度良いくらいだと思いますし、Thunderbolt対応の高速な外部ストレージで容量を補うのもアリだと思います。

 

 

しかしながらいくつか例外がある

MacBook Pro 13インチ Retinaディスプレイモデルを購入すると決めるのは少し待ってみてください。

超高解像度のスクリーンは確かに素晴らしいです。このスクリーンを一度体験してしまうと元には戻れないくらいです。super HD Samusung Series 9 の存在だってあるのも覚えておいた方がいいかもしれませんが、やっぱり見た目がかっこいいアップルの方が欲しくなりますよね。

アップルの伝統的に、(大人気であるにも関わらず)13インチMacBook Proのスペックはいつだって鬼門でした。公式に公開されている仕様をチェックしてみましょう。いくつか目立って気になるがあります。

個別にグラフィックカードを追加するためのオプションが無い

これは非常に非常に大きな問題なのです。13インチMacBook Proはすぐにでもアップルのスタンダートのラップトップになりますし、Retinaスクリーンのお陰で13インチモデルはプロレベルのマシーンの領域まで達しました。プロフェッショナル用途向けの性能といえる「Intel HD 4000(Ivy Bridge)」も搭載されています。

ただ「Retina の画面で3Dゲームするぞ!」という方はちょっと注意。15インチモデルには搭載されているNVIDIA GeForce GT 650Mは、グラフィックス自動切替機能が備わっていて、例えば3Dゲーム等、高い性能が必要なシーンを判断して自動的に切り替わってくれ、バッテリの消費量を調節してくれるのですが、13インチにはこのNVIDIAのメモリが搭載されていないため、グラフィックの処理の性能は15インチモデルに比べて劣ってしまいます。

メモリーは変更できない

15インチモデル Retina MBPとは違って、13インチは8GBRAMオンリーです。RetinaのMacBookはカスタマイズ可能なガジェットだと思っていましたが、自分で追加することは出来ないのです。

たったのデュアルコア(2コア)

i5かi7のデュアルコアチップスのみです。15インチではクアッドコア(4コア)ですが、13インチでは半分。2.5GHz、もしくは2.9Ghzなので通常はそんなに遅く感じないのでしょうが、重めのマルチタスクを走らせると影響がありそうです。

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以上のことからフォトグラファーやデザイナーなど、このディスプレイの恩恵を受けるような人々にとっては素晴らしいマシンだと思いますし、15インチが重くて持てない...という人にもアップルのラインナップの中でもベストパフォーマンスのマシンである事は間違いありません。

しかし注意して欲しいのは、モンスターのようなMacBook Pro 15インチ Retinaモデルとは同レベルでは無い...という認識が必要だということです。

mayumine( Kyle Wagner 米版