地味にアップルのバウンススクロール特許が無効になっていた

地味にアップルのバウンススクロール特許が無効になっていた 1

バウンススクロール(別名ラバーバンディング)と言えばアップルvsサムスン裁判の争点でもあるわけですが、iPad mini発表の最中、「米国特許商標庁(USPTO)がアップルのバウンススクロール特許を無効化する暫定措置をとった」という記事がFoss Patentsブログに出ました。このまま最終判断となれば、判決への影響もありそうですね。

問題の特許はiOSのバウンススクロール特許 ―スクロールし過ぎるとビヨヨヨンと跳ねながら見たい場所に戻る機能ですね。

月曜サムスンが裁判所に提出した書類によると、5月に審査やり直しを求める請求が匿名の人からきたためUSPTOが再審査してみたところ、アップルの特許(No. 7,469,381)はすべて無効と判断されたのだとか。

結果はUSPTOが22日サイトに公開してますが、無効と判断された理由は「発明の新規性の欠如」ですね。要するに先行技術 ―AOL&ルイジ・リラ(Luigi Lira)が2003年10月2日に発表した「コンテンツ表示管理技術」( PCT Publication No. WO 03/081458 )や、「加速つき連続スクローリングリスト」(US Patent No. 7,786,975)とそれほど違わず、アップルの特許との間には「発明のステップはなんら確認されなかった」とのことです。

不服な場合、アップルは特許庁か控訴裁に先行技術と異なる新しい知的所有権(IP)であることを証明しなくてはなりません。

サムスンは既にオバースクロールバウンス特許を回避する技術を採用済みなわけですが、アップルが特許を再度取り戻せなかった場合にはまたバウンススクロール復活できる運びに。まだ最終判断までわからないけど、ヒーヒー言いながら回避したのは一体なんだったのか...。

[Foss Patents via Apple Insider]

Jamie Condliffe(原文/satomi)