中国通信大手のファーウェイは共産党の手先のスパイ企業...との報告は偽りか?

中国通信大手のファーウェイは共産党の手先のスパイ企業...との報告は偽りか? 1

スパイって...。

米国内では続々と海外進出で成功をおさめる中国企業への脅威論が盛んになってもいるようなのですが、とうとう一部のメーカーを名指しで中国共産党のスパイ活動と結び付ける調査報告書が米下院情報特別委員会から発表され、物議を醸していますよ。ただ、発表直後は大騒ぎになったものの、次第に報告書の信ぴょう性に疑問符がついてトーンダウンしてきてもいるようですけどね...

同報告書で、提供サービスや製造機器に安全保障上のリスクがあるとスパイ疑惑をかけられたのは、このところ急速にグローバルな通信機器業界で好調な事業拡大の波に乗る中国の華為技術(ファーウェイ)ならびに中興通訊(ZTE)の2社でしたが、後に米国政府関係者らが、問題の報告書の調査内容に関して、具体的な諜報活動に携わっていた明白な証拠は一切ないことを理解していると匿名で告白。両社製品に一定のセキュリティ上の欠陥があったことまでは事実であるものの、バックに中国政府の手まで伸びるスパイ行為との関連性を示す証拠まではつかめていなかったことが明らかにされたみたいです。

一方、あくまでも報告書は公表できる範囲内での情報提供に限られており、実際には中国企業が米国内で違法な諜報活動に携わっていることを示す技術的な証拠が握られていると語る関係者まで存在しており、いまだ真相は謎のままでもあるようです。日本でも両社の製品を目にする機会が増えてますけど、今後どうなるのでしょうか。

Reuters

Leslie Horn(米版/湯木進悟)