CIA長官の不倫辞任はGmailが発端だった

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こそこそしたい人は、Gmail使わないでください。

少なくとも、不倫発覚によってCIA長官退任に追い込まれたデビッド・ペトレアス氏と愛人(で、彼の伝記著者)のポーラ・ブロードウェル女史は、そんな風に学習したことでしょう。メールから保存されるデータのリッチさを甘く見ちゃいけないんだと。

このケースではまず、FBIが「ブロードウェル女史がペトレアス氏の家族ぐるみの友人ジル・ケリー女史にいやがらせのメールを送っている」件について調査していました。そのメール発信元は偽名アカウントでしたが、断片的なデータ(たとえば発信場所のホテルの場所やブロードウェル女史とペトレアス氏の「愛の巣」)を結んでいくと、芋づる式にいろんなことが明らかになってしまいました。ウォール・ストリート・ジャーナルでは次のように書いています。

米国当局によれば、FBIはブロードウェル女史とペトレアス氏が連絡用に秘密のGmailアカウントを開設し、メールには性的な詳細についても赤裸々につづっていることを知った。が、ペトレアス氏が偽名を使っていたため、監視していたFBI局員はすぐには彼がブロードウェル女史と連絡を取っている人物だとは気づかなかった。夏の後半までにはブロードウェル女史とペトレアス氏の関係がメール内容から明らかになったため、検察とFBI局員はFBIおよび司法省の上層部に警告をあげていた。当局では、ペトレアス氏のメールアカウントは一度も監視していないとしている。

CIA長官といえば、スパイの頂点とも言える人です。その人物がフリーメールを普通に使って、それをちょっと監視されただけで悪行がバレてしまうとは...医者の不養生って、こういうことでしょうか。

WSJ via The Atlantic、Image credit:WIKIPEDIA COMMONS

Leslie Horn(原文/miho)