アップル役員退任のフォーストール氏、「罪」は地図だけでしょうか?

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アナログ感あふれるデザインたちも。

iOS開発の中心人物、スコット・フォーストール氏がアップルの役員を退任することが発表されました。独自地図開発での失敗を認めなかったことが主な理由とも言われていますが、詳細は不明です。

そんなフォーストール氏のこれまでの仕事(主にアプリ内で使われるデザイン)について、米Gizmodoのビドル記者が振り返っています。その意見には多少賛否があるかもしれませんが、たしかにiOSではハードウェアのクリーンさとは違うアナログな意匠が多用されていて、これまでもときどき疑問視されてきました。

で、そんなデザインがどれだけ使われていたのか、以下はビドル記者のまとめです。

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フォーストール氏は、リアル世界にある事物のデザインをソフトウェアにそのまま持ち込むのが大好きでした。iOSの(ほとんど使われない)Game Centerアプリは、ビリヤード台か何かに似ていますが、このグリーンの布みたいな質感は...あまりしっくりきませんでした。

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僕らが大好きなSiriではありますが、彼女はiPhone 4Sの最大の売りのひとつだったわりには、1年たった今でもその音声認識能力は完ぺきとは言えません。

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そして、フォーストール氏退任の引き金を引いたとされる地図です。いまだにコーヒーショップを探すとゴミ捨て場に案内される、そんな状態です。

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「友達を探す」アプリは最悪の中の最悪じゃないでしょうか。このステッチ入りアイコンでは、友達がカウボーイのコスプレで現れそうで、むしろ会いたくなくなります。

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iBooksもNewsstandにしても、iOS上の本棚はずっとIKEAの棚みたいでした。おまけにNewsstandアプリはフォルダに入れて隠すこともできないんです。

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この種のニセ布とかニセ皮のテクスチャーが、iOSのすみずみまで支配してきました。スマートフォンに防虫剤を入れなきゃいけない感じがするなんて、おかしいと思います。

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Passbookを実際使える場所は地球上に2ヵ所くらいはありそうですが、バーチャルな文書をバーチャルにシュレッダーかける必要があるのかどうか...。

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Podcastアプリでは、オープンリールのテープレコーダーのデザインが使われてました。ちょっとノスタルジックすぎやしないでしょうか...。

Sam Biddle(原文/miho)