アップルのテクノロジー担当役員が返り咲き、背景には役員間の対立が...

アップルのテクノロジー担当役員が返り咲き、背景には役員間の対立が... 1

明暗分かれました。

一時は引退表明していたアップルの元役員、ボブ・マンスフィールド氏(画像左)が、テクノロジー担当上級副社長として復帰することが発表されました。アップルの役員ではスコット・フォーストール氏(画像右)の退任が話題になりましたが、これらの異動が偶然同時期に起こったとは考えにくいです。

マンスフィールド氏は今年6月に引退を発表しましたが、8月には顧問的な立場で残っていることが判明していました。これは、ティム・クックCEOが巨額の報酬とアップル株で引き止めたためだと言われています。そしてこの10月30日、アップルは大規模な組織変更とともにマンスフィールド氏の上級副社長としての復帰、そしてフォーストール氏の退任を併せて発表したのです。

フォーストール氏は地図開発の失敗でクビにされたと考えられていますが、他の役員との間で多くの確執があったとも言われています。そしてマンスフィールド氏もフォーストール氏と対立する役員のひとりで、ティム・クックCEOが間に入らない限り会おうとすらしなかったと噂されています。そんな天敵・フォーストール氏がいなくなったことで、マンスフィールド氏はあと2年アップルでがんばってもいいか、という気になったようです。

役員同士の仲が悪いなんてよくある話です。でもそれがここまで顕在化してくると、やはりスティーブ・ジョブズという強力なリーダーシップを失った影響があるのかな...って気がします。まあ、ジョブズ自身もアップルから出たり入ったり、があったわけですが。

AllThingsDApple

miho(米版 Leslie Horn)