日本とフランスが進める脳波で動くヒューマノイドロボット研究。まるで攻殻機動隊(動画)

まさに意のままに。

いつの日か、人間はコンピューターの前に座っているだけになって、すべてをバーチャル・リアリティとロボットを通じて経験するようになる...。というのは、SF映画にありそうな設定です。そしてここに、そんな空想を現実にできる技術を作っている人たちがいます。

産業技術総合研究所(AIST)がフランス国立科学研究センター(CNRS)と共同で設立した「CNRS-AISTロボット工学連携研究体」が、脳波で動かせるロボットを作り出しました。でもまだ、ユーザーの人間が電極の付いた帽子をかぶると、ロボットが街に繰り出す...という段階まではいっていません。現時点では、人間の脳とコンピューターを仲介するブレイン・コンピューター・インターフェースを使って、ユーザーが点滅する画像に意識を集中することで、ロボットに簡単な命令を与える仕組みになっています。

技術的にはまだ初期段階ですが、この研究が進めば体の一部に麻痺のある人の生活を補助するようなロボットへの応用ができそう。空想が現実になるだけではなく、しっかりと人の役にも立ちそうですね。

まるで攻殻機動隊に出てくるリモート義体みたいです。

動画では最後に、

「例えば、ローマ在住の四肢麻痺の患者さんが、ヒューマノイドを操作することで日本観光を楽しむことができます。」

と締めくくられていますが、これが実現したら本当に素晴らしいですね。BCI(ブレイン・コンピュータ・インターフェース)を使えば、ヒューマノイドロボットにはこういう使い方もあるのですね。素敵。

DigInfo TV

miho&西條鉄太郎(米版/Andrew Liszewski)