Amazonの年末売上は過去最高、でも利益は激減、なぜ?

Amazonの年末売上は過去最高、でも利益は激減、なぜ? 1

拡大しすぎてほころびが?

今年のクリスマスまでの年末商戦、米Amazonはもっとも多い日には1日で2650万個もの商品を販売、これは1秒あたり約306個です。ちなみにそれは11月26日、感謝祭明けの「サイバー・マンデー」でした。まさに飛ぶような売れ行きです。

そしてその中でもっとも多く売れ、ギフトとして贈られ、「ほしいもの」に指定されたのはAmazonのKindle Fire HDでした。そして12月25日のクリスマス当日には2300万本のデジタルコンテンツがダウンロードされました...など、Amazonからの発表は輝かしい数字にあふれています。

でも、現実は良いことばかりじゃありません。次の画像は、Amazonの2007年から今年9月までの利益の四半期ごとのグラフです。

 

 

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ここには売れまくった年末商戦の数字がまだ反映されていないとはいえ、Amazonの利益がこんなに右肩下がりなんてどういうことなんでしょうか? 2011年に比べたら半分しかありません。Kindleであまりに出血大サービスしてるからでしょうか? 

実際はKindleのせいではありません。2012年、Amazonはいくつかテクノロジー企業を買収しました。たとえば配送システム企業のKivaの買収額は7億7500万ドル(約670億円)でした。3D地図会社のUpNextの買収額は非公開になっていますが、だいたい250万ドル(約2億1600万円)前後と見られています。

つまり、収入は多いけど使うほうも多いから、利益が減ってしまったってことですね。でも、新しいことへの投資は未来の売上の種。来年もますますのご活躍を期待してます。あ、ちなみに冒頭の画像右半分は米国Amazonのギフトラッピング(有料でこれ...)ですが、こういうコストダウンは、しないほうがいいかもですね。

Amazon

miho(Peter Ha 米版