【BEST of 2012】今年一番ときめいたオーディオの進化7

【BEST of 2012】今年一番ときめいたオーディオの進化7 1

画面のピクセル密度ほどには目立たないながらも、スピーカーの音響の質も重要です。同じ映像でもサウンドひとつで感動が全然違ってくる! その意味では映像に負けないほど影響は大きいし、良い音響は愛好家だけの贅沢ではないのです。

今年、耳の中の小宇宙を変えたサウンドテクノロジーを集めてみました。

【BEST of 2012】今年一番ときめいたオーディオの進化7 2
Apple EarPods

10年ぶりにデザイン替え。旧モデルより明らかに音質は向上しました。市場で最もHiFiってほどじゃないけど何百万台と出回る製品なので小さな改善でも影響は大きいですね。今年出たオーディオ製品では最大かも。[More

【BEST of 2012】今年一番ときめいたオーディオの進化7 3
Kindle Fire HD

タブレット、携帯、ラップトップってヘッドフォンで聴かないと辛いよね...内蔵スピーカーってそんなものかと思ってましたけど、今年アマゾンはモバイル端末で初めてドルビー・デジタル・プラスを搭載し話題になりました。このプロプリエタリのシステムは劇場用サウンドの専門家が手がけたもので、デジタル音響処理とインダストリアルデザインの改善によりポータブル端末内蔵スピーカーで実現可能な最高の音を極めるようデザインされています。バーチャルサラウンドあり。セリフは聞き取りやすい音声で流してくれます。スピーカー搭載位置はドルビーがアドバイスしました。内蔵スピーカーで楽しむ人が今後ますます増える中、こうしてアマゾンがトップクオリティーの製品で牽引するのは好ましい動き。[More8.9インチ版レビューの訳]関連:タブレット初心者こそ使うべき。Kindle Fire HDファーストインプレッション

【BEST of 2012】今年一番ときめいたオーディオの進化7 4
LibratoneのAirPlay対応スピーカー「Zipp」

AirPlayはやると言ったことの半分しかできてない感じですよね。まあ、確かに高品位なワイヤレス音声ストリーミング配信は実現できましたけど、AirPlay対応スピーカーは高価過ぎて実用性も今ひとつだし万人受けする要素に欠けます。それを今年変えたのが正真正銘ポータブルなAirPlay対応スピーカーたちの登場で、Libratone Zippもその先駆けですね。充電式バッテリ―搭載だからどこにでも持ち歩けて、しかもワイヤレス接続使わなくてもPlay Directモードを使えばスピーカーの周りがホットスポットに(より重要)。Libratoneの旧モデルと違って、Zippは比較的求めやすい価格でもあります。[More]関連:Libratone社製AirPlay対応スピーカー、Zippシリーズの販売開始

【BEST of 2012】今年一番ときめいたオーディオの進化7 5
SoundfreaqのBluetoothポータブルスピーカー「Sound Kick」

AirPlay同様、Bluetooth対応スピーカーもBluetooth対応スピーカーのくせに値段が高過ぎたり、逆に安いものは音まで安っぽくて万人受けする一歩手前でとどまってる感がありますが、SoundfreaqブランドのSound Kickはお値段たったの100ドル(日本は1万1255円)でこの音。元が取れまくりです。[More]関連:変形するチャンバー搭載のBluetoothスピーカー「Sound Kick」

日本のクラリオンからは世界で初めて完全デジタル伝送を実現したソーラーパネル内蔵のポータブルスピーカー「ZP1」も暮れに出ましたね(予想実売価格2万4800円)。

【BEST of 2012】今年一番ときめいたオーディオの進化7 6
ゼンハイザーの最上位カナル「IE 800」

1000ドル(日本は6万3448円)。世界を席巻するほどの勢いはありませんが、このゼンハイザー(SENNHEISER)のインイヤーヘッドホンのフラッグシップモデル「IE 800」には「あーこれ安い製品にも浸透してくれないかなー」と思わずにいられない新技術がふたつ、あるんです。

まずIE 800専用につくられた世界最小7mm径のXWB(エキストラワイドバンド)トランスデューサー。「Dr. ゼンハイザー」ことアクセル・グレル(Axel Grell)製品マネジャーも言ってるように、カナルイアホンによく使われるデュアルバランスドアーマチュアドライバーは高品質な製品向きじゃないので、これは注目です。

2点目はゼンハイザーが開発した3.5mmの新型プラグで、これはなんと交換可能! イアホンで一番壊れやすいパーツなので超賢い変化。[More]関連:ゼンハイザー、最上位カナル「IE 800」は実売7万円台

【BEST of 2012】今年一番ときめいたオーディオの進化7 7
BlueのUSBマイク「Tiki」

好むと好まざるとに関わらず最近はオーディオの録音・伝送もパソコンでやる機会が増えてます―Skypeだけじゃなく、ウェブ会議、Googleハングアウト、YouTube動画リプライ、ニコ動、Uストなどなど。伝説のビルダーBlue社のこのちっこいマイクを差し込めば、内蔵マイクロフォン、ヘッドフォン付属のインラインマイクより何光年もベターなサウンドに。60ドル(日本は5980円)。実家と連絡を密にしたい学生でも手が届くプライス。[More製品情報

【BEST of 2012】今年一番ときめいたオーディオの進化7 8
V-ModaのiPhoneジャケットタイプのヘッドフォンアンプ「Vamp」

音響マニアが好むHiFiオーディオ製品は未だに高嶺の花で、下々のiOSユーザーまでなかなか浸透してきませんが、「出先で音楽を気軽に楽しみたい」という今のライフスタイルに合わないのも普及しない理由のひとつ。そこでiPhone向けにヘッドフォンアンプと高品位DACをドッキングさせちゃったのが、このV-Moda Vampです。すごい!でも残念ながらケースはiPhone 4か4Sにしか合わないのでiPhone 5や他の携帯に機種替えした途端サヨウナラ。650ドル(日本は5万9800円)でそれはないよね...。そんなわけでメーカーさん側も今新しい製品を作ってるそうです。[More

リストの選定に当たってはHead-FiのJude記者の意見も参考にさせていただきました。感謝!

Mario Aguilar(原文/satomi)