探す前に「答え」が出る検索、グーグルが開発中

探す前に「答え」が出る検索、グーグルが開発中 1

「ベーコンサンドイッチが食べたい...」と思った瞬間にスッと銀盆で出す千里眼の執事みたいに、本人が検索もしないうちに「検索しそうなもの」の先を読んで答えを出してくれる新モバイル検索の開発をグーグルが進めています。

MIT Technology Reviewの記者さんが先月3日間、その下準備となるモニター調査に協力しました。記者は期間中、1日8回ランダムな時間帯に鳴る携帯からの「今なにを調べたいと思いましたか?」という質問に答えたのだそうです。グーグルではこんな風に一部ユーザーをサンプリング抽出し、毎日の暮らしの流れを追い、そこにどんな検索ニーズが潜んでいるか調べているんですね。

記者さん自身も、改めて問われみて初めて「本当は調べたいんだけど、わざわざ携帯取り出して検索するほど重要じゃない」疑問がいろいろ眠ってるもんだなーと気づいたと書いてます。例えば「最寄りのスーパーで今何人並んでるのかな?」とかいう超ローカルな検索と、あとは小説読んだり、料理したり、オフラインで何かしている時に湧く疑問...。確かに置き去りかも...。

 

 

グーグルではこの「Daily Information Needs Study(毎日の情報ニーズ調査)」を進めるのと平行して、端末のGPSやセンサから入るコンテクスチュアルな情報で現在地などの状況を把握し、「こういう状況ではこういうことを知りたがる」と一歩先を読んで答えを出す先制検索も順次導入を進めたい意向です。

導入第一弾はGoogle Nowで、既に聞かれもしないのに道順・天気予報を教えるようになってますし、米国内では公共交通機関のライブフィードと繋がっており、バス停に近寄るとバス到着時刻が表示されるようにもなってます。

将来出るGoogleメガネでも先読み検索が「一番の要になる」とユーザーエクスペリエンスデザインのトップ、ジョン・ワイリー(Jon Wiley)さんはTechnology Reviewに語っています。

「ピザ屋の前を通るとピザの広告が飛んでくるんか!」、「世界最大のDMリストに取り込む戦略なんじゃ...」と身構えちゃいますが、歯科ホワイトニング広告のクリック誘導ばかりってことはなさそうですね。

Technology Review via BGR

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Gary Cutlack - Gizmodo UK原文/satomi)