クアドロコプターを使って、「お父さん業」をちょっとサボってみた

クアドロコプターを使って、「お父さん業」をちょっとサボってみた 1

賢い人というのは、サボるために全力を尽くすものです。

ポールさんには、家から400mほど坂を下ったところにあるバス停まで小学生の子供を送るという役割がありました。でも、たくさん歩くのが嫌だったのでしょうか。頭を使ってそれをサボる方法を考えました。

使ったのはクアドロコプターです。クアドロコプターにカメラをつけて、息子さんの後をついて行くようにしました。お父さんは自宅のパソコンから息子さんの様子を逐一確認することができます

カメラをつけるのは大して難しくなかったそうです。クアドロコプターのキットを買ってきて、ビデオチャットアプリがダウンロードされているスマートフォンを取り付ける、それだけです。対して、工夫が必要だったのは息子さんについて行くようにするところです。

息子の位置を特定して追跡するというところが難しいところでした。長距離RFID(無線自動識別装置)システムを調べてみましたが、結局GPS信号を利用することにしました。RFIDタグは数センチの距離に対応するもので、何メートルか離れたものを識別するには思ったよりもずっと大きな増幅装置が必要だったからです。そして、オープンソースのフライトソフトウェアで、follow-meモードがあるものがあり、それを使えばGPS信号を任意の距離で追跡することができました。

そこでポールさんはビーコンを息子さんのリュックに取り付けることにしました。GPS信号をクアドロコプターに送るために使ったのはRFモデムです。そして、息子の後をついて行く「送り迎えラジコン」の完成です。

実はバッテリーの問題などがあり、万事がうまくいっているわけではないそうです。でも、多少の問題があったとしても、息子の後をカメラ付きラジコンが自動でついて行くのはちょっと楽しい気がします。息子さんも鼻高々でしょうね。

ポールさんのDIYについて詳しく知りたい方はこちらで読むことができます。

IEEE Spectrum via Geekosystem

mio(Casey Chan 米版