アップルとサムスンに「世界平和を!」、担当判事が再び苦言

アップルとサムスンに「世界平和を!」、担当判事が再び苦言 1

いい加減さぁ...と。

アップル・サムスンの特許訴訟を担当しているルーシー・コー(Lucy Koh)判事が、相変わらず一歩も譲らない両社に対し法廷で「世界平和」を要求しました。コー判事は以前にも、アップル・サムスンの姿勢に対しダメ出ししていた、あの方です。

それにしても、さすがに「世界平和」なんて...と傍聴席にいた記者たちは思わず笑ってしまったそうです。でもコー判事は真剣で、笑いに対してこんな風に答えました。

冗談じゃないんですよ。...もうずっと言い続けてきたことなんです。そろそろ世界平和が訪れていい頃じゃないですか? ...この法廷で何らかの解決策をまとめられるとしたら、私はそうしたいです。それが、消費者にとっても業界にとっても良いことだと思います。

こんなコー判事の訴えに対して、サムスンの弁護士は「話し合ってもいい」としおらしい態度を見せました。が、アップル側は、サムスンの罰金10億ドル(約820億円)なんか「生ぬるい処分だ」と吐き捨てました。そんなわけでサムスンも「(アップルは)市場より法廷で争いたいんですよね」と応じ、溝は埋まらないままでした。

コー判事は「この件、いつ解決するんでしょうね?」と徒労感をあらわにしていました。彼女が何より望むクリスマスプレゼントは、アップルとサムスンの争いが平和的に解決することなんでしょうが、今年はまず無理そうです...。

Financial Times(要ログイン) via Engadget

Jamie Condliffe(原文/miho)