太陽系外で地球にもっとも近い惑星を新発見、しかも生命誕生可能ゾーンで!

太陽系外で地球にもっとも近い惑星を新発見、しかも生命誕生可能ゾーンで! 1

宇宙人、思ったより近くにいるのかも?

天文学の国際チームが、太陽にもっとも近い恒星、くじら座タウ星に惑星があることを発見しました。しかもその惑星のひとつであるくじら座タウ星eはハビタブルゾーン、つまり生命誕生が可能とされる領域を公転しているんです!

くじら座タウ星は地球に非常に近く、距離はたったの12光年しかありません。これは宇宙でいうと「すぐそこ」と言える範囲です。夜には肉眼でも見えるほどの近さなんです。

冒頭の画像には、くじら座タウ星とその5つの惑星が描かれています(5つ全部見えない人、または5つより多く見える人は、ディスプレイのホコリを取りましょう。訳者がそうでした)。各惑星の質量は地球の2倍から6倍とされます。発見した研究者らは、3つの観測機器を使った6000回以上の観測を経て、これは「今まで発見された中でもっとも質量の少ない惑星系」だと言っています。

 

 

この発見は、ほぼすべての恒星が惑星を持っていることを改めて示したという意味でも重要です。カリフォルニア大学サンタ・クルス校教授で、学術誌「Astronomy&Astrophysics」に掲載されるこの件の論文著者のひとりでもあるスティーブ・ヴォグ(Steve Vogt)氏は次のようにコメントしています。

この発見は、『ほぼすべての恒星には惑星があり、銀河には生命誕生が可能な地球サイズの惑星がたくさんある』という、すでに優勢になりつつある見方に沿うものです。

ちょっと意外なのは、宇宙には公転周期が100日以下の惑星を含む系を作り出す傾向にあるらしいことです。ヴォグ氏によれば、「この系は、(訳注:公転周期が88日弱の)水星より内側には公転するもののない我々の太陽系とはかなり違います。つまり我々の太陽系は、ある意味少し変わっていて、自然が作り出す典型的な系ではないのです。」

ともあれ、本当にわくわくする発見です。銀河系だけでも数千億個もの恒星があり、さらに宇宙には1700億個以上の銀河が存在すると言われています。つまり、人間みたいな何かが生きている星がきっとどこかにあるという可能性はすごく高いんです。宇宙人がやってくるのを待っているだけじゃなく、こちらから行けばいいんです。12光年先にある星なら、スタートとしては最適じゃないでしょうか。NASAが例のワープドライブを実用化してさえくれれば...! なるはやでお願いします!

UC Santa CruzWikipedia

Jesus Diaz(原文/miho)