アップルの「ピンチしてズーム」特許にも無効の仮決定。「スティーブ・ジョブズ特許」に引き続き

2012.12.21 17:00
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仮とはいえ、続々無効にされちゃってます。

アップル・サムスンの特許訴訟は、アップルがとりあえず大勝利を収めました。でも今、それらの訴訟の基盤としてきた特許を失いつつあるようです。先日のマルチタッチに関する「スティーブ・ジョブズ特許」に続き、米国特許商標庁はアップルの「ピンチしてズーム」特許も無効にする仮決定を下しました。この特許は、サムスンに10億ドル(約844億円)を超える賠償金を支払わせるための前提となったものです。

 


 
ウォールストリート・ジャーナルは次のように伝えています。


サムスンがサンノゼの連邦裁判所に提出した特許商標庁の文書によると、米特許商標庁は12月19日、アップルの当該特許全体を無効とした。その文書には、最審査の結果「既存の特許に同様の発明が含まれる」として却下された特許がリストされている。


サムスンとしては、これで新たな裁判が始まることを期待しているようです。アップルの特許には、スティーブ・ジョブズ特許以外にも一時無効となっているものがあるため、同社は特許商標庁に対して自社の特許それぞれの有効性を訴える必要があります。特許が完全に無効になるまでにはかなりの道のりがありますが、それでもこの状況はアップルに負担を強いるものです。

それにしても、いったん特許を認めておいて、あとから「見直してみたらやっぱダメだったかもー」とか、こういう特許制度自体どうなんでしょうか?


WSJ

Casey Chan(miho 米版

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