イランがサルの宇宙飛行に成功

イランがサルの宇宙飛行に成功 1

その意図は?

イランが、サルをロケットに乗せて宇宙に送り出しました。イラン政府はその目的を有人宇宙飛行の実現と説明しています。

詳細はまだよくわかりませんが、Sky Newsによれば、サルは「Pishgam」(「探検家」の意味)と名付けられたロケットに乗って、高度72マイル(約116㎞)にまで上昇しました。さらにAFPでは、そのサルが無事地球に生還したことを伝えています。

#UPDATE:イランがサルを宇宙に送り、「積荷」を無事捕捉した。テヘランTVが伝えた公式声明による。

- Agence France-Presse (@AFP) January 28, 2013

歴史上初めて宇宙飛行士となったサルは、アカゲザルのアルバートでした。1948年、米国のV2ロケットで高度39マイル(約63㎞)まで飛びましたが、飛行中に窒息死してしまいました。初めて宇宙から生還したサルは、1959年に米国軍が打ち上げたエーブルとミス・ベイカーでした。その後もサルたちは米国やソ連などから次々と打ち上げられ、英語版Wikipediaには「Monkeys in space」としてまとまっているくらいです。

ということは、米国やソ連が冷戦時代にしていたことを今イランが始めているんです。実は2010年にはネズミやカメを宇宙に飛ばして成功、2011年にはサルの打ち上げを試みて失敗していました。それらが何を意味するのか...。米国などでは、イランのロケット技術が核弾頭を搭載可能な長距離ミサイルに転用されることを懸念しています。

Sky News、Image by NASA]

Jamie Condliffe(原文/miho)