元Amazon倉庫スタッフが語った、毎秒35注文をさばく恐怖の管理体制

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Amazon倉庫で働く、とは。

年末クリスマス時期のAmazon倉庫の様子は、もはや季節の風物詩となってきました。しかし、大量の注文がくるのはクリスマスシーズンだけではありません。日々、世界中の多くの人のオーダーに応える、それがAmazon倉庫です。そしてAmazon倉庫の中で、何千何万というユーザーの注文をさばいているのは、他でもないそこで働く人の力です。

ネタ元のFT Magazineが、そんなAmazon倉庫で働く人々について取材していたので、ここで一部紹介します。今回、FT Magazinが取材したのは、イギリスのAmazon倉庫。

倉庫で働く人々は、1日に15マイル(約24キロ)ほどを歩くことになります。8時間のシフトを終えて帰宅する時、又は休憩(30分)に入る時は、空港ばりのセキュリティをくぐらなくてはなりません。もちろん、セキュリティの理由は、倉庫から何か盗んでいないかを確認するため。さらに、スタッフ通路には「今までで1番最高の仕事だわ!」と吹き出しのついた金髪女性の等身大パネルが置いてあるんですって。

厳しいのはセキュリティだけではありません、その勤務態度も負けず劣らず。元スタッフが語ったところによると、「スリー・ストライク・アンド・リリース」と呼ばれる訓練制度があり、リリースとはずばり「クビ」のこと。雇用初期は、頻繁にそして大きな理由なく解雇されることがあったと話します。中には、長く働くつもりでいたのに、多忙期のクリスマスシーズンが終ったらあっけなく多くの人が解雇されたというケースも。水ぶくれができたために、1日休みをとった後出勤するとシフトがキャンセルされており、1週間もせずにクビになった人もいるそうです。

Amazon倉庫、毎秒何十という注文をさばくためには、徹底した管理をしなければなりません。しかし、その管理は、便利なサービスを享受するユーザーが思う以上に厳しいようです。誰かが楽をすれば、誰かがそれを穴埋めしている。それは、一朝一夕で変わることではないのでしょう。

興味がある方、ネタ元のFT Magazineに長文ですが詳細が掲載されています。

FT Magazine

そうこ(Ashley Feinberg 米版