落とした髪の毛のDNA情報から、自分の顔が3Dプリントされてるかもしれない

落とした髪の毛のDNA情報から、自分の顔が3Dプリントされてるかもしれない 1

吸い殻とかガムの唾液とかも。

普段あまり意識しませんが、我々は自分の体の一部をあちこちに振りまきながら生きています。髪の毛とかアカ、タバコやコップに付いたままの唾液、ティッシュと一緒に捨てる鼻水、などなど。そこにはDNAが含まれています。それらが何かに使われることは通常ありませんが、でももしDNA情報を解読できるスキルを持った人がそれを拾ったら、いろんなことが可能です。たとえばその人の顔がどんな風か、3Dプリントしてみたり

そんな風に見ず知らずの他人が落としたタバコの吸い殻とか噛み終わったガムから、その人の顔を作っている人がいます。ブルックリンのアーティスト、ヘザー・ドゥーイ=ハグボーグ(Heather Dewey-Hagborg)さんは、「Stranger Visions」と題するプロジェクトでそんな「作品」を作っています。3人分のDNAサンプルと、ヘザーさんが書いたソフトウェア、そして3Dプリンタを使って、彼女はその遺伝子素材から理論上考えられる顔を立体で作り出しています。

ただし、これらの顔は本物の顔とうりふたつというわけにはいきません。ただ、性別や目の色、母親の人種といった要素から考えうる顔というだけで、関連する全要素が反映されているわけではありません。またヘザーさんがCo.Existに語ったところでは、「(DNAや顔のモデリングといった科学的プロセスは)我々が思っているよりずっと主観的なもの」だそうです。つまり、DNA情報から想定できる顔の作りはかなり幅広いものなので、正確には当てられないんです。

それでも、意識しないうちにあちこちに落としているものからこんなものが作れちゃうなんて、ちょっと不気味な感じもしますね。

Co.Exist

Eric Limer(原文/miho)