もう偽造なんてさせない! 人工DNAを含んだ印刷用インキ

2013.02.15 22:00
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ニセ札反対!

独立行政法人理化学研究所のベンチャー企業タグシクス・バイオ大日本印刷(DNP)は、模倣が極めて困難な人口DNAを含有した印刷用インキを開発しました。

DNAは御存知の通り、二重らせん上にアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)という4種類の塩基配列により遺伝次情報を伝達するもの。このDNAは同一の塩基配列を持つものは存在しません。そのため、高度な偽装防止技術として注目されていますが、特殊な分析装置や解析技術を用いることで複製が可能であるため、より高度な偽装防止技術が求められていました。

そこで今回の印刷用インキの登場。タグシクス・バイオが開発した人工DNAは、基本となる4種類の塩基に加え、人工的に作り出した塩基対を組み込んでいます。この人工DNAの分析はかなり特殊なノウハウが必要なため、第三者の模倣はかなり難しいとされています。

金券や有価証券、パスポート、紙幣などに用いれば、セキュリティレベルが大幅アップできるはずです。こういう技術がどんどん発達していくのは、とてもいいことですね。


ニュースリリース[大日本印刷]

(三浦一紀)

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