飛行機が他の天体の周りを飛んだら、どうなるの?

飛行機が他の天体の周りを飛んだら、どうなるの? 1

地球に生まれてよかったー! (©織田裕二)

飛行機が飛ぶためには、地球の大気と重力のバランスが丁度いいそうなんです。

では、通常の飛行機が月とか他の惑星の周りを飛ぼうとしたら、どうなるんでしょうか?

ランドール・マンロー(Randall Munroe)さんが、サイトWhat If に投稿した所によると、ほとんどの天体には大気がないため、飛行機は真っ逆さまに落ちてしまいます。そして大気があるいくつかの天体、火星金星、4つの木星型惑星(木星土星天王星海王星)、土星の衛星 タイタン、そして太陽では一概には言えません。

そこで、Munroeさんはフライトシミュレーションゲーム X-Planeを用いる事にしました。X-Planeでは物理データを微調整することができるので、他の惑星と同じ条件に揃えることができます。そこで、各惑星についてシミュレーションをしてみたところ、こんな結果になりました。

セスナは木星の上を飛ぶことができません。重力が強すぎます。木星の上空を飛ぶには、地球の上空を飛ぶ3倍の力が必要です。穏やかな海面気圧から始めて、突風の中を275m/sまで加速すると、機体はアンモニア氷と氷の層の中を壊れるまで下向きに落ちていきます。木星は気体の状態と固体の状態を遷移していて、ぶつかる表面がないので、どこまでもどこまでも沈んでいきます

期待できるのは、土星の衛星 タイタンです。タイタンは比較的小さな表面気圧、そして、月よりも小さい重力という条件です。これは、足こぎの機体でも離陸できるということを意味します。

タイタン、ちょっと行ってみたいです。

各星での飛行様子のイメージがTop画になります。より詳しいことについては、What If で読めますので、気になる方は読んでみてください。

What If?

Jamie Condliffe(原文/mio)