噂になってるアップル製品、現時点での動向まとめ

噂になってるアップル製品、現時点での動向まとめ 1

噂、リーク、推測、願望...全部まとめました。

次世代iPhoneやら腕時計型デバイスのiWatchやら、次のアップル製品に関していろんな噂が聞こえてきています。そんな情報の数々をここでまとめておきます。ここに書かれた製品の半分でも本当に開発中なら、それだけでアップルが手一杯になりそうなくらいたくさんの噂があります。

これらはみんな、ただの噂です。アップルが何かを作っているとしても、それが実際製品化されるとは限りません。つねに新しいことを実験している企業では、日の目をみないものだってあります。研究開発では、何かを研究して、開発しても、実際製品になるかどうかはわからないんです。なのでこの記事は、未来予測というよりも、アップルの野望がいかに大きいかをおさらいする場、もしくは、我々のほしいものリストがどれだけ長いかを確認する場といったほうがよさそうです。

iPhone 5S/6

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アップルはiPhone 5の次のiPhoneを開発中と言われます。アップルがiPhone 6を「テスト中」とする「報告」もありましたが、その情報がなくてもアップルが次世代iPhoneを作っているであろうことはだいたい自明です。

「大きくなるかも」と言われる次世代iPhoneですが、実際にどんなアップグレードになるか、そしてそのタイミングも、まだまだわかりません。それは、アップルの製品サイクルを考慮すると、iPhone 5のときのように全体的なハードウェアのオーバーホール、またはiPhone 3GSやiPhone 4Sのときのような既存モデルの大幅改善になると思われます。そのプロセッサは、第4世代iPadに搭載されているA6Xと同様のものになりそうです。ともあれ、もう次世代iPhoneはアップル本社のどこかに存在しているはずです。

iPad 5

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アップルでは新たなiPhoneを毎年打ち出しているように、iPadのオリジナルラインもアップグレードされています。次期iPhone同様、これも今年秋には出てくるでしょう

次期iPadに関する最大の疑問は、どうすればみんなが古いモデルじゃなく、高価で新しいフラッグシップモデルを買うかってことです。去年の春にRetinaディスプレイが搭載されたのはよかったですが、絶対必要なものかってのはちょっと微妙です。さらに秋にはA6Xプロセッサと強力クアッドコアグラフィックスが搭載されましたが、それもLightningコネクタに切り替えさせるための口実みたいに感じられました。次は何か「これじゃなきゃ」ってものが出てくるのかどうか、注目です。

Retinaディスプレイ搭載iPad mini

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iPad miniは、アマゾンのKindle Fire HDやグーグルのNexus 7への対抗機としてiPadのラインアップに加わりました。iPad miniのメリットはいろいろありますが、1024 x 768、ピクセル密度163PPIのディスプレイは、264PPIの最新iPadと比べると見劣りしてしまいます。

iPad miniにRetinaディスプレイ搭載されるんじゃ? って噂が最初に出たのはiPad miniの立ち上げから間もない頃で、当時はあまり信ぴょう性がありませんでした。でも現時点で考えると、次のiPad miniではRetinaディスプレイ搭載がメインの「売り」になると思われます。現行iPad miniのA5では、Retinaディスプレイをサポートできないはずですが、それがA5Xになれば、Retinaのグラフィックスも処理可能になります。

ストリーミングラジオ

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アップルによるPandora対抗ラジオサービスの噂もしばらく出回っています。この手の話ではライセンス問題が肝になりますが、噂では主要レコードレーベルとすでに交渉中と言われます。最新の情報では、今年の早い時期にも立ち上げとされています。また、JailbreakされたiPadに「radio buy」というファイル名の付いたアイコンが発見されています。つまりそんなサービスのためのインフラはもう準備でき、コーディングも完了していて、あとは契約などを待つだけになっているのではと期待されます。

5インチiPhone

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iPhone 5は前世代よりちょっと大きくなりましたが、それでもさらに薄く、軽くて素晴らしいです。でも、次のiPhoneはもっと大きく、Androidによくある5インチサイズに並ぶものになるというがよく聞こえてきます。

今アップルがiPhoneのサイズを変えるとしたら、それは他社へのキャッチアップになります。より大きなスマートフォンへの大きな需要があるのは明らかであり、アップルが大きいiPhoneを作るのは有意義なことです。それがどんなものになりそうか詳細に計算した人もいます。Instapaper作者のマルコ・アーメントさんが考えた「4.94インチ、16:9」になるというにも説得力があります。

廉価版iPhone

電車の中なんかでは一見「みんなiPhone使ってる」ように見えますが、数字の上ではAndroid OSが低価格を武器にシェアを伸ばしています。そんなわけで、ウォールストリート・ジャーナルなどではより安価なiPhoneがもう数年間開発中だと報じています。

ただしこれまでも、前世代iPhoneという形で廉価版iPhoneは存在してきました。今でいえばiPhone 4Sは、LTE非対応という点以外は、一般的な100ドル(約9300円)くらいの他社スマートフォンと十分張り合えます。しかも最新モデルが数千万台も売れている状況で、あえて低価格を求める人をターゲットにしたモデルを作るかどうか。ちょっとわかりません。

iWatch

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アップルが腕時計型デバイスを開発中という噂が最初に流れたときは、正直何それ? と思われました。でもさらに、そのデバイスとはカーブ型ガラスを使ったスマートウォッチだという情報も入り、もしかして本当にある? と思えてきました。

ウェアラブルデバイスがすでに市場に出始めていることや、これまでのアップルの歴史を考えると、まったく荒唐無稽というわけでもなさそうです。ナイキのFuelBandとかJawbone Upとか、その手のデバイスが各メーカーから発売されていますし、アップル自身もNike+iPodで運動量を記録するツールを長年提供してきました。さらに昨年のアップル・サムスンの特許紛争の過程で、アップルがかつてiPhoneにカーブ型ガラスの採用を検討し、コストが高すぎるために却下したことが明らかになりました。つまりアップルは少なくともカーブ型ガラスのタッチスクリーン技術を検討したことはあるんです。

それでも、こういった推測だけではアップルがiWatchを開発中だという明確な証拠にはなりません。もしかしたら数年後にはあるのかもしれませんが、数年もすると、逆にアップルの気が変わって「やっぱりやめた」ってことになるかもしれません。

ケーブルTVみたいなセットトップボックス

かつてアップルは、ケーブルTVとかストリーミングビデオサービスのような何かを作り出すべく、大手TVネットワークにライセンスに関して接触していました。Apple TVもセットトップボックスですが、そこから一歩踏み込み、アップル自身がコンテンツを配信するということです。でもその後の噂では、アップルはより直感的なガイド機能を持つケーブルボックスを開発しているのみで、ストリーミングサービスではないとも言われています。でも本当のところは、わかりません。確かそうなのは、既存のApple TVが来年のどこかでアップデートされるだろうということくらいです。そのときにはアプリも利用可能になるかもしれません。

15インチのMacBook Air

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2009年以来、15インチのMaczBook Airは開発中と言われたり言われなかったりしてきました。もし実現すれば、一定数の人が大喜びするとは考えられます。

でも、15インチのラップトップ自体がニッチだってことも事実です。さらにMacBook Airは、MacBook Proと比べればコンシューマー寄りの比較的安価なモデルであり、そういった人たちのうち15インチのスクリーンを求める人は相対的に少ないと思われます。スリムで軽量な15インチラップトップが欲しいプロフェッショナル向けには、RetinaのMacBookがあります。安くはありませんが、「薄くて軽い15インチのMac」が欲しければそれはすでに存在するってことです。

Apple HDTV

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最後に、Apple HDTVです。アナリストたちがその登場を何年も予言し続けているんですが、これまでその素晴らしい画期的なTVはまだ実現していません。Apple HDTVは、存在しないアップル製品の中でももっとも多く語られてきました。でもアナリストが「来る」って言ってるだけじゃ、アップルが本当に作ろうとしてるかどうかの証拠にはまったくなりません。

たしかにアップル経営陣がHDTV開発のアイデアを抱いたことは多分あるでしょう。かつて、TVこそが家電製品の花形だった時代がありました。でも我々がどんなに望んでも、アップル製TVはまだ手に入るところにはなく、いつか買えるようになると思える確かな理由も、残念ながらありません。

以上、アップルの気になる次の製品に関するまとめでした。次にどんなタイミングで何が来るかわかりませんが、良いサプライズを期待したいですね。

Mario Aguilar(原文/miho)