遺族への配慮は一体どこへ? フェイスブックで母に息子の死を伝えてきた警察官が問題に

遺族への配慮は一体どこへ? フェイスブックで母に息子の死を伝えてきた警察官が問題に 1

こういう事件を見るとやりきれない気持ちになりますね...。

去る1月24日、リッキー・ラム(Ricky Lamb)さんは自動車にはねられて亡くなりました。彼の遺体はバレンタインデーまで安置所に眠っていたのですが、その理由はなんと、無能な地元警察官がフェイスブックだけで遺族に通達していたからでした。

アトランタの大手新聞社「The Atlanta Journal-Constitution」は、行方不明の息子に何が起きたのか知ることもできないまま3週間過ごしていた母アンナさんの悲劇を報じています。これによると、警察側は息子を必死に探している女性...つまりアンナさんとどうコンタクトをとるべきか全く理解しておらず、フェイスブックでメッセージを送るという選択をしたようです。

メッセージを発信した警察官とアンナさんは友達ではなかったため、受信したメッセージはスルーされがちな「その他」フォルダに入っていました。何よりも重要なメッセージがそこに届いているなんて、普通はなかなか思いませんよね。

それだけではありません。息子の死を伝えたメッセージの発信元は、ラッパーT.I.の写真をプロフィールに設定した「Misty」という名のアカウントだったのです。「その他」フォルダを確認していても、アンナさんがアダルト系スパムbotからのメッセージだと勘違いしてしまう可能性は決して低くないはず。

自分の息子の死を知るだけでも、十分に痛ましい出来事です。せめて、近親者の方をきちんと探し出すという任務が警察には望まれますね。もし今回のような対応がまかりとおるとしても、せめて公式アカウントからメッセージを送るべきだったのでは...。

Atlanta Journal-Constitution via Daily Dot

Mario Aguilar(Rumi 米版