世界最小のARMチップは、飲み込んで使います。

世界最小のARMチップは、飲み込んで使います。 1

健康管理が変わりそう。

上の画像の「L」キーの上にちょこんと載っている小さなシリコンのかたまりは、Freescale社による世界最小のARMチップです。サイズはたったの2 x 2 x 0.5mm。なんでこんなに小さいかって、これは飲み込んで使うデバイス用に作られているからです。

小さいながらも、そこには48MHzのARM Cortex-M0+、32KBのフラッシュメモリ、4KBのRAMが詰まっています。って、それぞれGHzじゃなくてMHz? MBとかGBじゃなくて、KB? と思われるかもしれませんが、このチップではパソコンのソフトウェアを動かすわけじゃないからいいんです。FreescaleのマーケティングマネジャーがWIREDに語ったところによると、これは「飲み込める製品」に搭載されることを目指しているそうです。WIREDでは「体内の健康状態を監視して、体の中から必要な薬を放出するような次世代デバイスが想像できる」としています。

もちろん飲み込めるデバイスだけじゃなく、目覚まし時計とか歯ブラシとか、日常で使ういろんなモノにこういったチップが埋め込まれるのもアリです。Freescaleではこうしたチップによって「Internet of Things(モノのインターネット)」、つまりあらゆるモノがすべて相互につながっている状態を作ろうとしています。

ということは、たとえばお菓子の容器なんかにもチップが入っていて、お腹いっぱいなのに封を開けると「食べ過ぎですぜ」ってアラートして、運動するまで開けさせてくれない...なんてことも可能そうですね。

WIRED

Jamie Condliffe(原文/miho)