宇宙飛行士訓練用、NASAのでっかいプールはなんと五輪プールの9個分もある

宇宙飛行士訓練用、NASAのでっかいプールはなんと五輪プールの9個分もある 1

いやいや、宇宙に比べたら小さいちいさい。

国際宇宙ステーション(ISS)をただ作りゃいいってもんじゃありません。作っておしまいってもんじゃありません。宇宙飛行士が、国際宇宙ステーションの修理等の船外活動(EVA)を行なうためには、それ専用の練習が必要となってきます。そこでこれ、NASA専用のでっかいプール無重量環境訓練施設(Neutral Buoyancy Laboratory)があるのです。水の中に入ることで、重力を極限まで減らした環境を体験し様々な訓練を行なうNBLのプール。これはなんと世界最大のプールでもあるのです。全長202フィート(約62メートル)、幅101フィート(約30メートル)、深さ40フィート(約12メートル)で、620万ガロンの水がプールには入っており、その内5000ガロンは毎週入れ替えられています。

宇宙飛行士訓練用、NASAのでっかいプールはなんと五輪プールの9個分もある 2

NBLでは、ISSのバックボーンとなる部分のフルサイズモックアップや、JAXA HTV、欧州のATV、スペースX社の宇宙船ドラゴン等、様々な模型が訓練用に置かれています。

もちろん、巨大プールの中で行なう訓練と実際の宇宙空間の環境は異なります。しかし、ここで数時間訓練することで、宇宙飛行士達は宇宙空間に出る準備とその動きを掴んでいくのです。

宇宙飛行士訓練用、NASAのでっかいプールはなんと五輪プールの9個分もある 3

Ars Technica - Wikipedia - NASA

Images: NASA, bottom image: Attila Nagy

そうこ(Andrew Tarantola 米版