旅客機と謎のドローンがNYでニアミス、FBIが調査中

旅客機と謎のドローンがNYでニアミス、FBIが調査中 1

何者かは未だ不明。

今月4日、アリタリア航空の旅客機がニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に着陸準備中、搭乗していた男性が窓の外で予想外のものを見つけました。それは、無人航空機、いわゆるドローンと思われるものでした。

旅客機のパイロットもドローンの存在を確認し、航空管制に次のように伝えました。「ドローンが見えた、ドローン航空機だ。」FAA(米国連邦航空局)によれば旅客機は無事に着陸できましたが、目撃証言に関する調査は続いています。なぜかって、航空機の近くにドローンを飛ばすのは、すごく危険な行為だからです。軍用のプレデタードローンみたいなものじゃなく、ごく小さなものでも、衝突すれば大きな被害が出ます。鳥だって飛行機にとっては障害物になりえるんです。

現在、FBIがドローンの行方とそれを操作していたのが誰かを調査しています。アメリカ国内でのドローン利用に関しては法的な枠組みがまだ固まっていませんが、FAAでは、趣味で何かを飛ばすなら高度400フィート(約122m)以内にするようガイドラインを設けています。

そもそも、そのドローンの目的は何だったんでしょうか? ニューヨーク市警察が犯罪監視目的でのドローン利用に興味を示していましたが、実際使うかどうかはまだ決まっていません。

米Gizmodoでは、FAAからのコメントも取れています。

FAAは国際線操縦士による「小さな無人またはリモコンの航空機」の目撃報告について調査しています。それは午後1:15前後、その国際線航空機のジョン・F・ケネディ国際空港の31番滑走路への最終アプローチの際に発見されました。当時の位置は、空港から4~5マイル(約6.4~8km)、高度1500フィート(約457m)でした。パイロットは回避措置をとりませんでしたが、着陸は無事に行われました。

さらにFBIも次のような声明を出しています。FBIではそのドローンの正体や所有者をまだ把握できておらず、一般からの情報提供を呼びかけています。

2013年3月4日月曜日午後1時15分前後、アリタリア航空608便の操縦士がジョン・F・ケネディ国際空港へのアプローチ中、小さな無人航空機を発見しました。当時、アリタリア航空機は滑走路31Rから約3マイル(約4.8km)の距離にあり、高度は約1750フィート(約533m)でした。無人航空機はアリタリア航空機から200フィート(約61m)の範囲に入ってきました。

FBIはこの事象について調査中で、その無人機と操縦者を特定し発見しようとしています。無人機の色は黒、幅は3フィート(約91cm)以内、プロペラが4枚ありました。

「FBIではその無人機または操縦者についての情報提供者を募っています。」FBIの地域支局長、ジョン・ジアカローネは言っています。「航空機の乗客とクルーの安全をもっとも重視しています。」

情報をお持ちの方は、FBIまでお電話ください。電話番号は212-384-1000です。情報提供は匿名で可能です。

高度500m前後にいたってことは、リモコンから数十mくらいしか離れられないパロットのARドローンみたいなものではなさそうですね。テロ関係じゃないといいのですが...。

USA Today

Sam Biddle(原文/miho)