最新のAndroid機じゃないとFacebook Homeが使えない、その理由

最新のAndroid機じゃないとFacebook Homeが使えない、その理由 1

けっこうヘビーなんです。

Facebook HomeがAndroidにやってきます。が、Androidフォンの中でもハイエンドな端末でしか対応していませんHTC One XHTC One X+、サムスンのGalaxy S IIINote II、それから未発売のHTC OneGalaxy S4、そして今日発表されたHTC First、だけです。そう、1年以上前の端末ではFacebook Homeが使えないんです。そしてそれは、仕方ないことなんです。

Facebook Homeの考え方はいろいろな意味で納得できるものです。他のアプリの上につねにオーバーレイされるChat Headsは、Facebook Home全体のあり方を表す良い例です。すべてを極力目と鼻の先に置いておいて、他のことを中断しないままでも使えるようにするんです。それはスマートであると同時に、リソースに負担がかかる仕組みです。だって今動いているアプリはそのままで、さらにChat Headsもプラスしなきゃいけないんです。

くるくる回るCover Feedみたいな他の機能も、ハードウェアにとっては負担です。さらにこれらの機能はTouchWizとかSenseといった他のスキンと並行して動きます。そんな盛りだくさんの機能を動かし続けるのに必要なパワーは大変なものです。

さらに地味に負担なのは、ジェスチャー操作です。Facebook Homeのナビゲーションは、完全にスワイプとジェスチャーのみです。カバーからカバーへの移動だけなく、アプリドロワーやメッセージへのアクセス、通知のクリア、カバーフィードの写真のズームイン・ズームアウトといったものもすべてジェスチャーで行います。

そしてもちろん、こうしたレイヤーが積み重なることでバッテリー消費も激しくなります。そうなると、「動作が遅い」とかと違ってちょっとガマンすればいいという問題じゃなくなります。

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Facebook Home自体は、有意義なイノベーションです。ジェスチャーもよく考えられているし、全体に直感的です。でもたとえば、Facebookアプリでパネルをスライドさせるような比較的新しいナビゲーションを1年以上前の端末で試してみると、新しいものを動かす大変さが想像できます。僕はAndroid 4.2を載せたGalaxy Nexusを使っているんですが、FacebookアプリとかGoogle Nowのジェスチャーをスムースに動かすのも一苦労なんです。

古い端末だとうまく動かない、それは仕方ないことです。でも他のホームスクリーンとか通知システムなら、OSなりアプリのソフトウェアボタンでも操作できます。でも、Facebook Homeはすべてジェスチャー操作になっているため、その手が使えません。だから、重い機能も問題なく取り回せる最新のAndroid端末しか対応してないんです。

今回Facebook Home対応端末の中では、Galaxy S IIIとHTC One Xが一番古いモデルになりますが、それだって現時点では優秀な端末です。Facebookでは「今後Facebook Home対応端末を増やしていく」と言っていましたが、それは多分上に書いたような負荷に耐えられるような新しいモデルが追加されるという意味であって、古い端末にもFacebook Homeを使えるようにするという意味ではなさそうです。仮にFacebook Homeがもっと古い端末で使えるようになったとしても、ちゃんと動作させるのは厳しそうって思っておいた方がよさそうです。

Kyle Wagner(原文/miho)

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