通貨掘るのも楽じゃない...Bitcoinマイニングにかかる電気代やばい

通貨掘るのも楽じゃない...Bitcoinマイニングにかかる電気代やばい 1

2週間弱で3倍超えして数時間で50+%ダウン―仮想通貨「ビットコイン(bitcoin)」のハイ&ローで世界中が浮かれポンチになる中、この無から金を生み出す「ビットコイン・マイニング(採掘)」にとんでもなく電気代がかかることが判明しましたよ。電気代という視点が新しいですね。

ビットコイン(2009年にSatoshi Nakamotoというハンドルの開発者が書いたオープンソースのP2P暗号化プロトコルのオンライン通貨で、生成・転送はネット上ネットワークで行う)は1日5万人が売買する仮想通貨です。

新通貨発行は自動で行われ、「bitcoin miners(ビットコイン・マイナーズ、ゴールドラッシュの炭鉱夫に由来)」という、分散化ログにコードを加えることでBitcoin生成を確認するサーバーが必要。これに膨大な処理パワーがかかるんです。CPUでは全く足りなくて、グラフィックカードのGPUをがんがん使うんで、電気半端無いらしい...(採掘専用の機器まである)。

具体的にどれぐらいなのか?

Bitcoinの動向を追跡するサイト「blockchain.info」によると、米時間12日までの24時間で使った電力消費量はな~んと1000メガワット/時(1,000,000kWh)。 

1000メガワットアワ~っていうと、あの神の粒子とかクオークグルーオンプラズマとかブラックホールとか作れる作れないで話題の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)稼働電力の半分じゃないですか! すさまじい電力量です!

米国の電気代のキロワット時15セントで換算すると、1日15万ドル(1470万円)かかった計算。

それだけ設備費+電気代を使ってもまだ、Bitcoinの現相場に直して推定68万1000ドル(6800万円)分の利益が毎日出るっていうのだから、これをゴールドラッシュと呼ばずしてなんと呼ぶ! 

だいぶ前から密かにBitcoin買い漁ってきたウィンクルヴォス兄弟(Facebook訴訟の双子)もホクホクらしいし、まだまだバブルは死に絶えてない感もありますね。

前回ご紹介のように、Bitcoinの新規発行数はネットワーク稼働年数に応じて減ってゆきます。Wikipedia英語版によると、今は10分で25 Bitcoin(BTC)ずつ新規発行されてるんですが、2017年には半分の12.5BTCに減って、その後は4年で半減というペースで減り、2100万Bitcoinという予め設定した上限を打つのは 2140年となる見込み。その頃には泡と消えているのか、高値になってるのか...タイムマシンがあったら見てみたい...。

Bloomberg

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satomi(Lily Newman/米版