Google Mapsがペルシア絨毯風アートに

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曼荼羅みたい!

Gooele Mapsの衛星写真って、その土地ごとにいろんな表情があります。大きな建物とか川とか公園の緑とか高速道路のカーブとかが組み合わさって、絵として見ても面白いことがあります。アイルランド在住のアーティスト、デビッド・トーマス・スミスさんはGoogle Mapsの中のそんな要素を捉えてPhotoshopで加工し、ペルシア絨毯の文様に仕立てています。

スミスさんの初の個展「Anthropocene(人類の時代)」では、北京、ドバイ、シリコンバレーなど8つの地域のGoogle Maps画像を元に作られた作品が公開されています。個展会場のCopper House Galleryでは、以下のように説明しています。

Anthropoceneは、世界の資本主義の中枢をなす複雑な構造を反映しています。資本主義は、石油や貴金属、消費者文化といった産業関連の場所の風景を変化させています。衛星写真という一見ありふれた情報が絨毯の織り目のように結びつくことで、より大きなものを見せてくれます。写真に表現された経済的現実が、古代ペルシア文明に起源を持つ文様によってさらに複雑な問いを発しています。

この作品ではペルシャ絨毯職人の使う文様やモチーフを使い、特にアフガンの職人が絨毯にその体験を織り込むことで戦争で荒れた土地をより鮮明に記録する手法にならっています。この新と旧、事実と虚構、見えるものと見えないものの衝突により、世界秩序を作品に映し出したいと考えています。

と、なかなかコンセプチャルですが、単に「この街がこんな絵になっちゃうの!」って見るだけでも楽しいです。ちなみに冒頭の画像は北京国際空港、下の画像はスペインのアルメリアにあるラス・ノリアス・デ・ダサという地区がモチーフになっています。他の作品もこちらでぜひ!

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Cooper House Gallery via Beautiful Decay via Verge

Jamie Condliffe(原文/miho)