Google NowがiPhone・iPadでも使えるようになった!(動画あり)

Google NowがiPhone・iPadでも使えるようになった!(動画あり) 1

Webより先にiOSに来た!

Google NowがGoogle.comで使えるようになるかも? というはありましたが、なんとそれより先にiOSにやって来ました。4月29日から、Google NowはiPhone・iPadのGoogle検索アプリの中で使えるようになったんです。

Google Nowをよく知らないって方のために説明すると、これは去年6月、Android 4.1(Jelly Bean)でデビューしたすごくスマートなアプリです。一番の売りは、「聞いてもないのに先回りして情報をくれる」ってことです。完ぺきじゃありませんが、かなり賢いです。次の予定があるからそろそろ出なきゃってタイミングを教えてくれたり、その予定の場所への道案内をしてくれたりするんです。自宅に配達されるものから好きなスポーツチームまで、自動的にリアルタイムでトラックしてくれます。情報はカードとして表示され、読みやすいし消すのも簡単です。Google Nowが自分の個人情報にどの程度アクセスしていいかは、自分で指定できます。でももちろん、アクセス範囲を広げれば広げるほど、できることはより増えていきます。

そんなGoogle Nowが、iOSのGoogle検索アプリの一部になりました。アプリをダウンロード(すでに持っている場合は最新版にアップデート)して、Googleアカウントにログインすれば使えます。機能はAndroid版とほぼ同じですが、現時点ではいくつか欠けているものもあります。飛行機の搭乗券、イベント、Fandangoで買った映画チケット、コンサート、研究トピック、近隣のイベント、といったものの情報は、今は扱えません。でもこれらも近々追加されそうです。ただ、全体的にAndroid版ほど使い勝手は良くありません。AndroidならGoogle Nowはバックグラウンドでつねに動いていて、1タップですぐ使えるんですが、iOSだとGoogle検索アプリの中に入り込んじゃっています。それでも、使えないよりは使える方がずっと良いです。

GoogleはAndroid版に有利なように、iOS版とは差を付けるんじゃ...と思われるかもしれません。でも結局Googleが売りたいのはGoogleであって、Androidではありません。Google Nowはいろんな役に立つ情報をくれるんですが、その分Googleはユーザーの位置情報や個人の趣味嗜好といった情報にアクセスでき、よりその人に適した広告をプラットフォーム横断で出せるというわけです。そういう意味で今回の動きは、Google NowがGoogle.comで使えるようになりそうだという噂と同じ方向性です。Googleが望んでいるのはユーザーに自社製品・サービスを使ってもらうことであって、そのためにいろんな良いものを出してくれるんです。そのプラットフォームは電話でもコンピューターでも、ブラウザでも何でもいいんです。

Google検索アプリは、すでにApp Storeからダウンロードできるようになっています。使ってみると、好みを学習するのに数日かかるかもしれませんが、だんだん理解を深めてくれるはずです。そのうち「どうして今までこれなしで生きてこられたの?」って思うほどになります。

米Gizmodo編集部ではiPhone上のGoogle Nowをすでに使い始めています。アプリを立ち上げると最初に簡単な説明があって、Google Nowにオプトインするかどうか聞かれます。で、オプトインするとGoogleアカウントへのログインを促され、ログインするとすぐにいくつかカードが表示されます。たとえば米Gizmodoのローズ記者の場合、今までAndroidでGoogle Nowを使っていたので、アスレチックスやジャイアンツといった好きなチームの試合のスコアを表示してくれます。レイアウトも良いです。アプリを立ち上げただけの状態はただの検索ボックスみたいに見えますが、画面下からスワイプするとGoogle Nowのカードが表れます。Androidと同様、興味のないカードは左右にスワイプで消せます。音声での検索もしっかり動いてます。

Androidを使ってない訳者もiPhoneでさっそく使ってみましたが、いきなりAmazonの配達が今日来るよって教えてくれました。Gmailの情報を元にしてるみたいです。これからさらにどんな賢さを見せてくれるのか...iPhoneを使う楽しみがひとつ増えたような感じがします!

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Brent Rose(原文/miho)