ブラックホールが惑星をじわじわ飲み込んでいく...(動画あり)

ゆっくり味わってます。

4700万光年離れたNGC 4845という銀河に、このブラックホールはあります。この銀河での活動はここ30年ほどあまり見られず、ブラックホールも休眠状態と考えられていました。が、突然目覚ましのおやつを食べるかのように、木星の14~30倍も質量のある天体の一部を飲み込んだんです。この天体は、大きめの惑星か、褐色矮星のひとつと見られています。

上の動画はヨーロッパ宇宙機関(ESA)によるものです。ESAの衛星「インテグラル」から得られたデータを分析すると、ブラックホール(動画中央)が惑星(動画では左から右に動いていく)の外側部分を吸い込んでいたことがわかりました。ちなみにこのブラックホールの質量は太陽の30万倍ほどあります。以下はESAの説明です。

そのブラックホールは、「食料」をもてあそんでいたこともわかりました。排出物質が輝き、そしてその光が見えなくなる様子から見ると、惑星が破壊されてから破片が高温になるまでには2、3ヵ月かかっていたようです。[...]我々はブラックホールが飲み込んだのはその惑星の外側の層だけで、質量全体の10%程度であり、より重い核の部分はブラックホールを周回し続けていると見ています。

ブラックホールにも、「美味しいところは最後に」みたいな習性があるんでしょうか? でも人間にとっては、地球の外側部分こそが「地球」と呼んでるもののほぼすべてなので、そこを持っていかれるのは困りますね。

ESA via Geekosystem

Jamie Condliffe(原文/miho)