WikiLeaks、過去最大規模の機密文書を公開。70年代の米国外交文書の数170万件

WikiLeaks、過去最大規模の機密文書を公開。70年代の米国外交文書の数170万件 1

外交の超大物、キッシンジャー氏の名を冠して。

WikiLeaksがこれまでで最大規模の機密文書を公開し始めました。彼らが「キッシンジャー外電(Kissinger Cables)」と呼ぶ文書群には1973年から1976年にかけて、170万件もの外交文書が含まれています。

「キッシンジャー・ケーブルズ」の名前の由来は、その文書群のうち20万件以上に関わっている米国の元国務長官、ヘンリー・キッシンジャー氏にあります。WikiLeaksでは以下のように説明しています。

キッシンジャー・ケーブルズには、1973年から1976年にかけての170万件以上の米国の外交記録が含まれる。そのうち20万5901件は米国の元国務長官ヘンリー・A・キッシンジャー氏に関連するものだ。1973年1月1日から1976年12月31日までの日付がついたそれらの文書には、外電、インテリジェンス・レポート、議会への対応などさまざまな外交上のやりとりが含まれている。そのうち130万件以上が外電で、32万件以上が秘密文書である。うち22万7000件は「秘密扱い」の外電、6万1000件は「極秘扱い」の外電である。

さらに重要であろうものは、取り扱い注意を意味する「NODIS」または「no distribution」(配布禁止)とされる1万2000件以上の文書、さらに「Eyes Only」(閲覧のみ)とされる9000件以上の文書だ。

WikiLeaksでは、これら外電は「米国とファシストの独裁政権の関わり、特にラテンアメリカやフランコ時代のスペイン(スペイン王朝含む)、軍政時代のギリシャなどとの関係を表す重大な情報開示だ」としています。また、これらの文書は25年後には公開されるはずだったにもかかわらず、米国政府が再度機密扱いにしようとしていたことも指摘しています。そんな米国の努力も、今はムダになってしまいました。

全体では今回のリークは7億ワードにおよび、PDFフォーマットで380GBにもなります。ここからどんなネタが発見されることか...。

WikiLeaks via Verge、image by Gothopotam under Creative Commons license]

Jamie Condliffe(原文/miho)