友達のiPhoneを、自分のカメラのフラッシュに。アップルの新特許

友達のiPhoneを、自分のカメラのフラッシュに。アップルの新特許 1

もっと光を!

プロの写真家が撮っているところを見ると、カメラに付いているもの以外にも、周りにフラッシュが複数あったりします。それらは計算の上で配置してあって、被写体に当たる光を適切にコントロールすべく一体となって動くんです。新たに発掘されたアップルの特許では、この「自分のカメラ内蔵以外のフラッシュ」として、自分の周辺にあるiPhoneのフラッシュを動員する技術が説明されています。

自分のiPhone以外のフラッシュを使えば、光の量が増えるだけじゃなく、面白い写真も撮れるかもしれません。以下は今回公開されたアップルの特許文書の冒頭部分で、2011年に申請されたもの(太字は訳者)です。

カメラやモバイル電子機器などの画像キャプチャ装置で画像をキャプチャする方法について。この手法では、画像キャプチャ装置と少なくともひとつ以上のセカンダリ装置の間でマスタ・スレーブ関係を構築する。マスタ・スレーブ関係が構築されると、セカンダリ装置にある光源を遠隔で有効にする。光源が有効になると、画像キャプチャ装置はそれら光源によってライティングされた場面のテスト画像を撮影する。次にテスト画像を分析し、ライティングを調節すべきか判定する。ライティングを調節すべき場合は、セカンダリ装置に対しコントロール信号を送り、ポジションや強さ、タイミングについて指示する。

特許文書の中にはさらに、セカンダリ装置(友達のiPhone)が2台以上ある場合を想定して「カメラに近いフラッシュの光は弱く、カメラから遠いフラッシュは強くして、シーン全体を均一のライティング状態にする」といった例も書かれています。

もちろん、特許が申請されたからってそれがiPhoneに搭載されるとは限りません。もしかしたら他社が似たような技術を使ったとき訴えるために特許申請しているだけかもしれません。でも実際にみんなが使ったらどんなことになるのか、ちょっと見てみたい気がします。

US Patent&Trademark Office via AppleInsider

Andrew Liszewski(原文/miho)