あなたには見えますか? 子供の目にしか見えない児童虐待反対を訴える広告(動画)

子供の見ているものが、あなたには見えますか?

虐待の中にいる子供たちが、安心して救いを求めることができるようにとスペインの児童保護団体ANAR (Aid to Children and Adolescents at Risk Foundation)が制作した広告がこちら。子供の目と大人の目では、それぞれ別のメッセージが見えるようになっています。

大人の目に映るのは「児童虐待は、時にそれを受け苦しんでいる子供の目にしか映らないことがある」というメッセージ。一方、子供が目にするのは「もし誰かに傷つけられていたら、すぐに電話して、助けにいくよ」というメッセージと共に団体の電話番号が。

1つの広告で、大人と子供に同時に異なるメッセージを発信する広告。このしかけの秘密は、広告を見る目の高さにあります。絵本やカード等でよく見られる角度によって絵の変わる仕掛け、あれが採用されているのです。約135センチメートル以上の人が見ると、その目線の角度から大人用メッセージが、それ以下の人の場合は子供用メッセージが見えるという仕組み。悲しいかな、例え虐待を行なっている大人が真横にいたとしても、子供に助けを求める力を与えたいというのが、この試みの目的です。

子供の目線で見ないとわからないこと。これが見えれば子供たちをもっと理解しサポートすることができるようになるのでしょう。ちょっと膝を折って彼らと話しをするだけでも、何か違うのかもしれないと深く思いました。

YouTube via PetaPixel via DIY Photography

そうこ(ANDREW LISZEWSKI 米版